200807民主党 福田降ろしに拍車 恐怖の「３つの爆弾」準備

民主党が仕込む“福田降ろし”３つの爆弾

週刊現代さんの記事である。新潮や文春がバカウヨ路線なので、目先を変えて反自民で売っている。しかし、記事はいつもいい加減である。
「世の中おもろないわい、みんな自民が悪いンじゃい！」とストレスを溜めている低所得層をターゲットにしているのだろう。
まあ、自民を支持している貧乏人の馬鹿よりは気持ちましであるが…。

≪週明けにも内閣改造の有無と臨時国会の日程がハッキリするが、どう転んでも福田首相に待っているのはイバラの道だ。民主党は福田内閣をノックアウトすべく、３つの爆弾を用意しているからだ。ビビる与党の間からは「改造をしても福田内閣は持たない」「いや、改造もできずに総辞職の可能性もある」という声が公然とささやかれ始めた。≫

現代さんには申し訳ないが、「三つの…」というタイトルのネタは、何もネタのないときに苦し紛れにやるとっさの思いつきである場合が多い。

≪民主党が臨時国会のために仕込んでいる３つの爆弾とは、（１）年金・後期高齢者医療問題の追及（２）矢野絢也元公明党委員長の喚問（３）石原銀行への口利き疑惑だ。

　どれもこれも福田内閣に致命傷になる問題だ。≫

やっぱりとっさの思いつき記事だったんですね。

≪「年金・医療問題は国民がもっとも関心があるテーマで、福田内閣も『５つの安心』とか言って、改造後の政策の目玉にしようとしている。しかし、財源問題を避けて、改革を提示してもマイナーチェンジにしかならない。そのうえ、宙に浮いた年金の後始末、後期高齢者医療の不備がのしかかる。民主党は長妻昭、山井和則コンビで追及の準備を進めている。国会を開いた瞬間、福田内閣が立ち往生するのは見えています」（野党議員）≫

実際にはこの問題ではもう方策がないので自民は開き直っている。逆に開き直られると、先の問責決議同様打つ手がないのが民主なのである。

≪これに追い打ちをかけるのが矢野問題だ。今や、学会と全面対決の矢野氏は「国会で呼ばれれば、何でも話す」と語っている。先月、外国人記者クラブで行われた講演でも、選挙の際に公明党が学会施設をタダで利用していることなどをバクロ。政教一致に抵触しかねないナーバスな問題をバラしている。小沢代表はイケイケドンドンで、「矢野カードで自公にクサビを打ち込む」と手ぐすねだ。≫

有力なカードには違いないが、一度抜いたらそれで終わりである。「これでいかに公明党を脅せるか？」というのが焦点になるだろう。

≪学会・公明党は完全に腰が引けていて、福田政権とは距離を置き始めている。高木陽介・公明党選対委員長は朝日新聞のインタビューで「政権をとった民主党が『この政策を一緒に実現しましょう』といってきたら話し合いだ」とまで踏み込んだ。民公連立も視野に入れるというのだ。自公連立は風前の灯火になりつつある。≫

と、せっぱ詰まった公明党が民主党に寝返ることも想定される。こんなことをされると困るのは私である。
一応消極的ながらも民主党を支持していた私の立場はどうなっちゃうの？
「おまえ、自民か公明かのどちらかに必ず投票しろ」とむちゃくちゃな脅迫をされたら、どちらを選んだらいいだろう？
やっぱ、自民かしら？

≪「そのうえで、民主党が石原銀行問題を徹底追及したら、公明党は持ちません。怪しい融資の裏では都議会議員の関与がささやかれている。公明党都議も無傷で済むとは思えない。石原銀行スキャンダルが炸裂すれば、石原伸晃、宏高衆院議員の当選も危うくなる。政権転落が現実的になり、与党内はシッチャカメッチャカになります」（政界事情通）≫

慎太郎銀行には民主党も関与していたはず。まあ、これは身内の小ものを切り捨てれば済むことか。
しかし、民主と公明が連立するのも嫌だなあ。それだったら自民党単独政権の方がいいや。
「あなた、天下りで暴力団の知り合いの人と在日の工作員でカルトの人とどちらと付き合いますか？」と質問されているに等しい。

≪だからこそ、与党は臨時国会の早期召集に消極的なのだが、召集を遅らせれば、インド洋で給油活動を継続させるためのテロ特措法延長が危うくなる。

　どうみても福田政権は八方塞がりなのである。改造しても、公明が離れ、すぐ死に体になる政権に誰が閣僚として入るものか。今月中にも福田政権の終わりがハッキリする。≫

日本の希望は社民党単独政権しかないかしら？
辻元総理万歳！