よくある高齢者向けの詐欺商法である。警察はずっとこの会社をマークしていたが、「あえて見逃していた」という。捜査逮捕したら会社が潰れて出資金が焦げ付くおそれがあったと言う話だが、焦げ付かせないためには詐欺をしてもいいという理屈のようだ。
健康食品の即売会などもそうだが、引っかかる高齢者の中には詐欺と分かっているがあえて引っかかっている人もいるという。
核家族化が進み、老人の孤独感は想像以上である。こんないかがわしいところでも、大切な社交場と思っている人もいるようだ。
(記事)
<円天被害>相談の5割は60歳以上 退職金つぎ込む例も
独自の電子マネー「円天」を売りに巨額の資金を集めた健康寝具販売会社「エル・アンド・ジー」(L&G、東京都新宿区)の出資法違反事件で、過去10年間に国民生活センターに寄せられたL&Gの被害相談1125件のうち、60歳以上からの相談が約5割を占めていることが分かった。消費者問題に詳しい弁護士は「資産があるのに投資や金融システムに疎い高齢者が狙われる。核家族化で周囲に相談出来る人がいないのもつけ込まれる一因ではないか」と指摘している。
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