日本の東京-名古屋間の距離を18カ所にわたって同時発生しているカリフォルニア州の山火事であるが、毎年恒例とはいえ今年は特にひどい。
この時季のカリフォルニアはロッキーから強烈な空風が吹き付けて、乾季の最後にもあたり、山火事が発生しやすい悪条件が重なっている。
最近になって火災の原因のほとんどが放火によるものではないか?という疑念が強まっている。
まず頭に浮かぶのはテロである。アメリカにダメージを与えようと思ったら、絶好のチャンスであろう。
そのあたりのことはFBIも考えており、高額な懸賞金を付けて情報収集しているようだ。
避難民は50万人とも100万人ともいわれているが、最大の問題はCO2排出量の増加である。計算上では200万トンに登り、乗用車44万台の年間排出量に等しいとのことである。
これだけ大量のCO2をまき散らしてしまったのだから、アメリカ政府もそれなりの責任を取ってもらいたいものである。
(記事)
被害額1100億円を超す=大規模災害を宣言-米加州の山火事
米カリフォルニア州南部で21日に発生した山火事は4日目の24日も燃え続け、被害総額は推計で10億ドル(1140億円)に達した。ブッシュ大統領は同州に非常事態宣言に続き、24日、大規模災害宣言を発令した。
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