床で雑魚寝させられた外国人選手やら、信じられないミスが続く大会であるが、「競歩の山崎、誘導ミス」事件はその中でも致命的エラーである。
この後どのような補償をするのだろうか?
何となくうやむやして終わらせる感触が漂っているのだが…。
陸上の世界選手権大阪大会の組織委員会は一日、男子50キロ競歩で誘導ミスによりゴールできなかった山崎勇喜選手の公式記録上の扱いについて、当初発表した「失格」から「途中棄権」に訂正した、とのことだが、訂正すると何か事後の取り扱い上の違いがあるのだろうか?
ところでマラソンについては日本はそこそこに頑張っているが、競歩というとマイナーなイメージが強く、国際大会でもあまり好成績が出ていない。
日本でもウォーキングが盛んになっている。もっぱら中高年の肥満対策でやっている観が強いが、若年層にも浸透すれば裾野も広がるだろう。
大して金もかからず負担も少ないスポーツなので、今後の普及に期待したい。日本人に向いていそうなスポーツのような気もするのだが…。
(参照)
世界陸上:手配ミスで部屋ない エリトリア選手、床で一夜
(記事)
競歩の誘導ミス、「たまたま」発言に大慌て=世界陸上
競歩の誘導ミスで大失態をさらした大会組織委員会が迷走を続けた。謝罪と状況説明の記者会見で高橋勲・道路競技審判長が「たまたま考えられないミスが出た。たまたま、そういうミスがきょう出た。審判員は一生懸命やったけど」と「たまたま」を連発した。
五輪目前の悲劇! 競歩の山崎、誘導ミスで棄権 世界陸上
男子50キロ競歩で係員の誘導ミスにより周回不足となり、記者の質問に答える山崎勇喜選手=1日午後、大阪市の長居陸上競技場
陸上の世界選手権第8日は1日、大阪・長居陸上競技場で行われ、男子50キロ競歩で2大会連続の入賞と北京五輪代表入りを目指した山崎勇喜(長谷川体育施設)は同競技場付近で係員が誤って場内に誘導する大失態で、そのままゴールしコース離脱で途中棄権扱いとなった。
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