真相世界(The truth world)

200704日弁連 行政書士に「あなたの街の法律家などと生意気言うな」



「代書屋のくせに法律家などと偉そうなことを言うな」
日本弁護士連合会が日本行政書士連合会を恫喝した。
日行連も黙っていない。
「てめえらこそ何様のつもりだ。俺たちだって法律家だ」


さて、軍配はいずこに?

「法律家くらい使わしてやってもいいじゃないか、日弁連はけつの穴が小さいなあ」
というのが私の感想である。

行政書士は「代書屋」と軽く扱われがちだが、資格を取るのは結構大変だ。法律の専門家であることに間違いないと思う。

日弁連は小さな仕事を行政書士にかすめ取られるのを心配しているのだろうが、仲良く住み分けて貰いたいものである。法律屋同士の訴訟合戦になればやはり弁護士のほうが有利か?
技術的な問題ではなく、日弁連は裁判官とつるんでいるからである。

もめ事の発端はパンフレットのようである。

日行連が行政書士の仕事を紹介するために作ったポスターやパンフレットの使用を認めないぞと日弁連がゴネた。
「街の法律家」や「Lawyer」などの表記が、弁護士業務をしているとの誤解を与えかねないと難癖をつけたのだ。
日行連は「法律に基いた業務をしており、使用をやめる理由はない」と突っ張った姿勢を崩していない。

問題となっているのは、日行連が01年から自治体に張り出してもらったり、相談会場などで配布しているポスターやパンフレット。「あなたの街の法律家」「Gyoseishoshi Lawyer」などと記し、業務内容を紹介している。

日行連は「行政書士の仕事である書類作成は、法律に基づいたものであり、どこでも誰でも気軽に相談できる」として、「街の法律家」をキャッチフレーズに決定した。
「俺たちは代書屋だけじゃないんだ、法律相談もやってます」とアピールしたのである。

また、行政書士と同種の職種が欧米にはなく、適切な英語がないことから、「Gyoseishoshi Lawyer」を使ってきた。下品な英語だがまあ仕方ないだろう。

これに対して、日弁連は「法律家やLawyerは、法律事務についての代理権を持つ弁護士らに該当する表現。代書屋風情は使うな」と昨年12月に文書で申し入れた。
日行連は、外部の専門家を加えた有識者会議を設置して協議。その結果、「誤解を与えないような配慮は必要だが、街の法律家などの表現が、一般の人たちに『弁護士業務をしている』との誤解を生むとは思っていない」として、「使用を続ける」との回答書を先月末、日弁連に出した。

日弁連は「代書屋風情が生意気な、つけあがるとどうなるか覚えていろよ」と恫喝し、キャッチフレーズ使用をめぐる対立の溝は埋まっていない。

(行政書士)
依頼を受けて役所への書類の作成や提出を代理で行う。国家試験の行政書士試験に合格するか、国や地方の公務員として一定期間、行政事務を担当すると資格が得られる。日弁連と同様、活動するには、各都道府県の行政書士会を通して日行連に登録しなければならない。07年2月末現在、全国に3万9127人いる。

(参照)
行政書士:「街の法律家」表記に日弁連が「異議あり」 



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