慶応大学は08年3月期に225億円損失、駒沢大学がデリバティブ取引で154億円の損失、立正大学も仕組み債などで148億円の含み損。「経済学部」や「商学部」に偉いセンセー達を抱えて「金融工学」などと威張っているくせに何をサラしているんだ!と呆れられたが、やはりサブプライムの本場は違った。ハーバード大は基金運用損7430億円。桁が違いましたねえ。
ハーバード大も金融危機 学費援助制度ピンチ 基金運用損7430億円
≪米国を代表する名門ハーバード大学(マサチューセッツ州)にも金融危機の波が押し寄せている。同大のファウスト学長が学部長ら関係者にあてた書簡で大学の運用基金が投資損失により、10月末までの過去4カ月間で80億ドル(約7430億円)減少したことが明らかになった。運用益拡大でこれまで実施してきた学費値下げや学費援助制度への影響が懸念されている。≫
ハーバード大の6月末時点での運用資産総額は369億ドル。いやあ、お金持ちですね。しかし、その21.6%が消滅しちゃったんだから大変ですね。
損した分は学費の値上げで取り戻すしかないが、初年度の学生は授業料や寮費など総額4万5000ドル(約418万円)の費用がかかるとされ、景気の悪い今、値上げもしづらいらしい。
残る頼みの綱は保護者やOBによる「寄付」だそうである。慶応の場合はこれで助かった。
ハーバードも「右や左の旦那様…」状態なのである。
金融工学も競馬の予想屋と同じで、確実に儲かる話は絶対人には教えない。
最新の画像もっと見る
最近の「事件簿」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2005年
人気記事