真相世界(The truth world)

200812不景気下 発泡酒遂に消滅に&共産党 入党申し込み数が倍増


心ない連中から「アホウ首相」などと卑下されている麻生氏であるが、かりにも一国の首相に対して失礼千万な話である。
せめて「マンガ太郎ちゃん」くらいの愛くるしい呼び方をしてやろうではないか。
その麻生氏であるが、相変わらず高級ホテルバー通いを続けている。四百ウン十万円のボーナスも出たことだし、懐具合も豊かだろう。元々大富豪だから関係ないか。

麻生首相 ほとんどビョーキ 支持率急落でも貫く高級ホテルバー通い

≪麻生首相のつまずきは高級ホテルのバー通いに始まったといっていい。記者団に逆ギレし、「安い」と言い切った“庶民感覚”に国民はあきれ返った。パフォーマンスはすべて逆効果。エラソーなくせに漢字もまともに読めず、経済政策も後手後手で逆風が吹き荒れている。それにもかかわらず、なんのこだわりなのか、いまだ夜には高級料理店&高級ホテルバー通いを続けている。≫

世の中には「発泡酒」なる麻生氏とは無縁の下卑た酒が存在する。贋ビールである。
味はビールには遠く及ばず、強いて表現すればノンアルコールビールを焼酎で割ったような味である。
何が悲しくてこんなクズ酒が誕生したのだろうか?
えっ、「解りきっているくせに白々しく書くな」ですか?
ちょっと嫌みな書き方でしたかね。
そう、税金である。ビール自体もともと庶民の飲み物だったのに、国民が篤く支持する自民党はビールに馬鹿高い税金をかけたのである。
おかげでビールは庶民にとって高嶺の花になってしまった。ビールがビールであるためにはその成分が規定されているのである。大麦の分量とかである。それが少なければビールではないから高い税金が免れるという理屈だ。
そのようにして誕生したのが「発泡酒」だが、マズいにもかかわらず、安いので背に腹は代えられず、庶民が買ったのである。おかげで値段が高いビールは売れなくなり、「発泡酒」は馬鹿売れした。
発泡酒の天下が続き庶民が「ビール」の味を忘れかけた頃、国民が篤く支持する自民党政府は「発泡酒」に高い税金をかけることにした。もともとマズいのに値段まで高くなったら、こんなクズ酒を飲みたがる馬鹿などいるはずもない。
メーカーも困った。そこで考えたのが「発泡酒」モドキである。つまり贋ビールモドキである。分類上は「その他雑酒」である。実態も名前通りの代物だ。そのエグさ、不味さは筆舌に尽くしがたい。強いて表現をすれば小便入り焼酎と言ったところか?
太平洋戦争中や敗戦直後、清酒の原料がないためやむを得ず合成酒を造ったが、その技術が思わぬところで役だったわけだ。
日本の酒造技術は世界最高水準である。もともと発酵技術は日本のお家芸だったのだ。しかし、その結果造った酒はお粗末なものが多い。清酒の最高品種である大吟醸にしたところでアルコールを添加しているものもある。別に水増ししているわけではなく「味を調えるため」ということらしいが、「美味しんぼ」の原作者などは酒造業者の姿勢に怒り狂っている。
世界でも最高水準のビールを作る技術を持っていながら、庶民が飲むのは小便酒である。
いくら小便酒といっても企業としては少しでも本物に近づけようと研究努力したことだろう。一番情けない思いをしているのは「小便酒」を開発した技術者に違いない。

勢い増す第3のビール 細る発泡酒は撤退に現実味

≪「ビールと第3のビールに収れんされていくかもしれない」。今年に入ってからの第3のビールの急成長ぶりを受け、ビール大手首脳はビール類市場の将来性についてこう述べた。
■写真で見る■ 第3のビールの発表会に登場した浅尾美和
低価格の第3のビールは、原料に麦芽を使うタイプが主流になりつつあり、ビールに近い味わいが楽しめる商品が充実してきたことも好調な売れ行きを後押ししている。ビール類の2007年の構成比は発泡酒の24.5%に対し、第3のビールは20.2%と差が開いていたが、食品の値上げラッシュで顧客の節約意識が高まり、増税前の駆け込み需要があった06年4月を除き、今年5月から第3のビールが発泡酒を逆転している。≫

浅尾美和も小便酒の普及に一役買っているようである。

ところで政界も「第3のビール」ならぬ「第3の政党」が注目されている。終戦直後のもの不足の頃台頭した「共産党」である。「ソ連」や「中共」のあまりのイメージの悪さが祟って長期低落傾向にあったが、ここに来て躍進著しい。

不景気と格差社会を背景に日本共産党の党員急増


≪「日本共産党のポリシーは偉大だ」「いや、そんな風に手放しに支持するのは、あまりにも危険ではないか」
しばらく前から、インターネットの掲示板で、日本共産党に関する“熱い議論”が行なわれている。ひとたび「共産党」というキーワードを打ち込めば、数えられないほどのスレッドが出てくるのだ。≫

共産党に注目が集まったのは、非正規雇用が急増したためである。企業側は自民党、正規雇用の組合は民主党と、受け皿が明確であるの対して、組合員ではない労働者が頼るところはどこにもなかった。それこそ「ナンミョウ」と唱えて某カルトに入信するくらいのものだった。
これだけ労働者イジメがきつくなると、さすがに「団結しよう」という気にもなってくる。となると受け皿は「共産党」しかないのである。
ネット上ではバカウヨが労働組合を蔑視するいやがらせ書き込みをしているが、本当にこいつらは人間のクズである。貧困にあえいでいる人間を見つけていじめて楽しんでいるのだ。
これだけ国民の生活環境が悪化すれば、「庶民の暮らしの向上」を声高に叫んでいる共産党に注目が集まるのは無理からぬところである。
首を切られた派遣が団結して交渉するにも、プロが介入してくれないとどうにもならない。若者中心に共産党員が急増しているのも当然だ。
企業側としても、ただの若造がごねても痛くもかゆくもないが、「俺は共産党員だ」といえば身構えざるを得ない。「俺はY組の舎弟だ」と言っても同じような効果が期待できそうだが、外聞は共産党員の方が遙かにいい。

こう見ていくと、共産党が台頭するのはいいことずくめのようだが、問題はないだろうか?

共産党だから「無宗教」で「天皇制反対」である。別に天皇制を支持しても生活の保障をしてくれるわけでもないから、その辺はどうでもいいが、無宗教というのは「死んだ後のことを考えない」ということだ。
毛沢東が死んだとき、彼が「自分が死ねば世界も終わる」という信念を持っていたとしたら、「世界中に核ミサイルを発射」してもおかしくなかったことになる。
しかし、「無宗教」が別に危険思想というわけではない。「あの世の存在」を信じているという建前の人も、現実には無間地獄に落ちてもおかしくないことを平気でやらかしている。
共産党の最大のネックは「庶民の暮らしの向上」のための資金をどう調達するか、という点である。
元々抽象的な発想をする政党だが、このあたりが共産党の最大の弱点だろう。「無駄な公共事業をやめる」「搾取した大企業から取り上げる」的発想ではあまり説得力を持たないだろう。

誤解がないように言っておくと「無駄な公共事業をやめる」「搾取した大企業から取り上げる」は正論である。国力を低下させず、円滑にそれを実行するにはどうしたらいいか、より具体的な提案をしてもらいたいものである。

共産主義自体の発想も基本的には全体主義である。個人主義と対極しているのも事実だ。
このあたりはナンミョウさんと全く同じである。
共産党が今まで言ってきたことは、庶民には聞き心地の良いことばかりであるが、実際に共産党に投票する人は少なかった。これは決して妨害活動のせいばかりではない。
私個人としても、共産党は支持しないが国会で1割程度の議席を持つことは望ましいと思っている。「クレーマー政党」として期待しているからである。
とにかく共産党にとっては追い風である。少なくともナンミョウさんに負けないくらいは党勢を拡張してもらいたいものだ。



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