普通、「厳罰」というと永久追放を指す。半年間のライセンス停止程度なら大した処分ではない。ボクシングの試合など数ヶ月に一度だから、1回試合をキャンセルすれば、それで御放免である。しかも、JBCは当初何の処分も考えていなかった。何やら大相撲協会を彷彿させるが、決定的に違うのは背後に黒い組織が影響を及ぼしているということである。
ところで、天下の公器であるテレビを使って黒い組織と癒着していたTBSの責任問題はどうなるのだろうか?
とにかく、マスコミの亀田に対する取り扱いはめまぐるしい。提灯記事とバッシングの繰り返しである。一番悪質なのは朝日である。本紙ではバッシングしておきながら、子会社の日刊スポーツでは提灯記事を垂れ流していた。
読売はここに来てバッシングの先鋒を買って出たようだ。同業意識もないなりふり構わぬ豹変ぶりである。
鶏並の記憶力しか持ち合わせていない日本人でもさすがに、マスコミの対応ぶりには疑念を抱くだろう。
えっ、「ちっとも抱かない?」!!それはどうも失礼しました。
何故マスコミが亀田に関してかくもいい加減な報道を繰り返すのか?
たかだか一介のチンピラ親子にすぎぬ彼らを本ブログでは既に十数回も記事にしている。それはこの問題の背後にある腐敗臭を国民に知らしめて警鐘を鳴らしたいからである。
もともと亀田親子は純朴なボクシング一家だった。暴力団とも関係があっただろうが、それだけならそんな連中は無数にいる。芸能人などもあらかたそうだろう。
しかし、珍しいボクシング一家としてマスコミに報道されてから彼らの人生は大きく変化した。黒い組織が彼らに利用価値を見いだしたのだろう。最初にマスコミが取り上げた時点で、既に計画があったのかも知れない。
マスコミが取り上げれば、世間から注目され、収入も増え、ちやほやもされる。有名人意識も芽生える。
最初にマスコミで彼らを見たときなど、奥さんがけなげに子供達の面倒を見ている様子が放送され、私もさわやかな印象を持ったほどだった。当時はまだ幼かった3兄弟も純真そうだった。
もともと純朴だった彼らをかくも変貌させたのはマスコミの演出によるものだろう。マスコミは亀田一家を国民洗脳の道具に使うつもりだったが、真っ先に洗脳されたのは亀田一家だったようだ。失礼ながら彼らは比較的単純な思考回路の持ち主のようなので、洗脳も容易かっただろう。
「豚もおだてりゃ木に登る」という格言もあるが、マスコミの使い捨て玩具として消えていった連中はあまたいる。
本ブログでは今後もマスコミと暗黒組織との関係を追求していくつもりである。その過程で亀田一家にもまたお世話になるかも知れない。
亀田一家は今回でマスコミから消滅してしまうかも知れないが、消えた後にも彼らの人生は残る。労務災害として彼らの生活は保障してやってもらいたいものである。
(記事)
資格停止も!亀田陣営4人に厳罰
11日の試合で亀田大毅に何やら指示を出す父・史郎トレーナー、兄・興毅【スポーツニッポン】
WBC世界フライ級タイトルマッチ(11日)で前代未聞の反則劇を演じて敗れた亀田3兄弟の次兄・大毅(18)に厳しい処分が科せられることが12日、確実となった。大毅のほか、協栄ジムの金平桂一郎会長(41)、トレーナーの父・史郎氏(42)、セコンドから反則行為を指示した疑いのある長男・興毅(20)の4人が、最悪の場合、ライセンス停止処分を受ける可能性がある。早ければ15日に行われる日本ボクシングコミッション(JBC)の倫理委員会で処分が正式決定する。
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