長野市で行われる北京五輪聖火リレーで、「硫化水素をまく」などとリレーの妨害を予告するメールが市に寄せられていた。何ともタイムリーな悪戯だ。時期が時期だけに極めて悪質である。今後の見せしめのためにも犯人を特定して逮捕してもらいたいものだ。
長野で万一使われれば多数の被害者が出る恐れもあり、市や県警は警戒を強めている。
この悪質悪戯メールは、24日の鷲沢正一長野市長の定例会見で明らかにされた。同席した市危機管理防災課の職員は、リレーの妨害を予告するメールが同課に10通ほど届いているといい「『硫化水素をまく』とかいろいろな話がある」と説明した。
不測の事態に備えてリレー当日に、市庁舎内に危機警戒本部を設置すると発表した。
医師ら救護班も待機する。リレーが混乱し、市民が巻き込まれるような場合に備えて、一時避難所を開設するよう小学校など16カ所を確保した。該当職員にはいつでも出動できるように、自宅で待機するよう命じた。
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長野聖火リレーに妨害予告「硫化水素をまく」
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