燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

どうなる?プロ野球

2011-03-25 17:55:00 | プロ野球
昨日、迷走していたプロ野球セントラル・リーグの開幕日程が、
・開幕日は4月12日
・4月中の東京/東北電力管内でのナイトゲーム自粛
等、条件面で大筋パシフィック・リーグに歩調を合わせる形で、決着した。



被災地の惨状、能力不足に陥った電力供給事情、世間の風潮などを考慮すれば、妥当な落としどころかと。
しかし、どう見ても、これにて一件落着でないのは明らか。むしろ、問題が先送りされたに過ぎない印象だ。
ナイトゲーム開催に立ちはだかる最も大きな障害は、誰もが知っての通り、電力の供給不足。となれば、エアコン需要が一服する5月~6月はなんとかクリアできるとしても、エアコン需要が最盛期を迎える7月~8月に、東京/東北電力管内でナイトゲームを開催するのは、極めて困難と言わざるを得ない。その期間、西地区のみで開催しようにも、同時期、甲子園球場では夏の高校野球大会が控えている。全試合デーゲームに切り替え?自分もよく観に行くから知ってるけど、ウィークデーのプロ野球観戦客の半分以上はサラリーマン。となれば彼らの集客はまずもって無理。そもそも、その季節のデーゲームなど、野球好きでもまず行く気になれないでしょう。
何が言いたいかというと、プロ野球が興行的に大ピンチに陥る危険性大だということ。今年のプロ野球は大幅な集客減が避けられそうになく、TV放映権収入も見込めなくなった今、収入減が各球団の経営を圧迫するのは必至。震災前の時点でさえ脱落しかけた球団が在ったくらいだから、プロ野球そのものの存続が危機にさらされたとしても何ら不思議ない状況かもしれない。
そうなった場合、プロ野球を救う道は、選手の大幅年俸ダウンしかないのでは?天災によるリスクを、一方的に経営側が背負い込むのは、著しく公平性に欠けると思うし。

一ファンとして、なんとしてもプロ野球には生き残ってほしい。

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