みんなの僧

24で僧侶になり54で住職になるまで夢や悩みを聞き続けて30年。

311 創世の機 創世の期

2012-03-11 12:56:52 | 日記
今日の予定。

9時から里の6番組のくみぼんこさん(組報恩講)

6軒でお参り。

6番組のみんなで それぞれの家をお勤めして回る。総勢約15名。

午前中のお勤め、全件ただ今完了なう!
お昼を挟んで里の寺にて「東日本大震災追悼法要」

「14時46分18秒」打鐘

夕方からMさんちで二逮夜のお勤め。本日の予定は終了予定。

「~2011年3月11日14時46分18秒~」

第二次世界大戦での敗戦後 日本国への最大の大震災。ウルトラインパクト。
戦後の成長と思考が本当に「停止」した瞬間。

この瞬間以降 いろんなモノ・コトが変わった。

それからずっと変わり続けている。

どこに向かっているのか?なにが起こるのか?まだまだどうなるのか?

ワカラナイ

なぐさめやきやすめは、もう、誰も信じない。

朝起きて、命があることを確かめ、起きてる間は一生懸命働き、休みの日は家族や縁がある人たちと絆を深める。

そして、一日が無事終えたことを確かめる。

一日一日、一日中、何かを確かめながら生きている。
そんな一日一日に感謝する日もあれば、くたくたになる日もある。

また、くたくたを通り越して 無性に虚しく、悲しくなる日も少なからず 正直 ある。

被災地から900㎞も離れている拙僧で そうだから、東北の被災地の方々の気持ちの有り様は 想像だに出来ない。

それがまだまだ まだまだ続いている。

今日は去年の今日と言う日の区切りではない。

「絶対に忘れない、この日」

正月とは違うが 今日は「特別な日」

悔い、改め、省み、新たな信念で 新たな世を創世する。

復興ではない、再興でもない。

「創世」

後生は阿弥陀さまにお任せする。

今生は私たちが 創る。

新たな信念で。

その一日一日の積み重ねが「未来」となる。



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