この夏は例年にも増して暑さが厳しい予想だとか。
汗腺が、足の裏などの限られたところにしかないワンちゃんたちには大変な季節です。
ハァハァとさかんにパンティングして体温を放出しますが
人間のかく汗に比べるととても効率が悪いうえに立派な毛皮までまとっています。
ふだん室外で飼われているワンちゃんもエアコンの効いた室内に。
そして常時新鮮なお水が飲めるようにしてあげましょう。
お散歩は昼間の暑い時間帯を避け、早朝や、夕方涼しくなってから。
日陰を選び地面の暑くないところを歩かせてあげてください。
車の中に残された犬が熱中症で死亡するケースもあります。
小さな子供と同様のこと、ちょっとの時間でも絶対に車の中に残すことは禁物です。
熱中症にかかった犬の症状は
元気がない、食欲不振、呼吸が荒い、ヨダレが大量に出る、口の中が真っ赤になる
眼球が不規則に動く、嘔吐、下痢、血便、痙攣などなど
こうなったらすぐに日陰などの涼しい場所で水を飲ませ
体にも水をかけて体温を下げさせます。
氷水など極度に冷たいものは、血管を収縮させてしまうため控えた方がいいそうです。
これらの処置をしてからすぐに獣医さんで診察を受けさせてください。
ワンちゃんを守ることができるのは飼い主だけ。
常時、温度・湿度の管理を怠らず
ワンちゃんももちろん飼い主さんも、元気にこの夏を乗り切りましょうね