春 うららのドライブ
桜はほぼ葉桜になってお花見とはいかなかったけれど
豊浦町室津に有る「鏝絵」を見る事になった。
豊浦町室津地域の「鏝絵」誕生の由来
明治24年と34年に2度の大火災に見舞われ、室津の
大半が焼失してしまいました。
複興にあたり、江戸時代からの施工法である、家の壁面に
赤土で固めその上に漆喰を塗る延焼防火対策がとられました。
しかしながら室津は漁村であるため、難しい塗り込めの
白壁を塗り込める様な左官職人はいませんでした。
あちこちから、村の再建のため左官職人が乗り込んで来ました。
これが島根県の「石州左官」と呼ばれる左官集団です。
この人たちが家屋の再建の時に周囲の美観を考えたのか
魔除けまたはお祝いのはなむけに書いたのか定かでは
有りませんが、壁に鏝で描いたのが「鏝絵」の誕生の由来だと
言い伝えられています
「 路地裏の白日夢 室津鏝絵 」 リーフレット一部より
鳳凰 濱 ・ 性の頭文字 実物は撮れませんでした。
龍
人が横になってかに歩きで入った路地の奥に
やっと見つかった 「龍」
藤 性の頭文字
牛若丸
浦島太郎
大黒 恵比寿
実物は複雑な場所で撮れません。
鶴 亀 松竹梅
なめこ壁
鶴 亀 松竹梅 絵が良く分かりません、精一杯です。
鶴 亀 月
殆ど個人の住まいである事と入り組んだ路地の軒下等
見つけるのも大変、写真を撮るのも大変でした。
100年以上経っていると思われない 朱色と 青色の鮮明さに
驚きました。現在の科学塗料では100年後はどうなるでしょう。
鏝絵が置かれている場所を知って頂くため 絵をアップにしていません。