らん
我が家は、洋ランと相性が良いみたいで良く育つ。デンドロビュームが満開でランの香りが漂っている。
どうやっても花芽が付かないときもあった。今では30年近く毎年、沢山花を付け、驚かせてくれる。
↓ 20㎝くらいの背丈で広がって沢山の花芽をつける。
花弁の先が薄いピンク色に染まり、芯は淡い黄。全体に白っぽい可憐な感じに咲く。
芯の部分の黄色に濃い赤茶が混じり華やかな感じ。背が30㎝くらい高く成長するのも特徴。
我が家では5月~12月くらいは戸外で育てている。気温が4℃を下回る頃に南側の部屋に移動する。
3月末には君子欄も咲きだした。お友達から10年前に頂いたもので毎年花を咲かせてくれる。北側の環境の良くない部屋で健気にも咲いてくれる。株わけをしたニィニィの部屋では余り、花芽が付かない。あたたかな部屋では花芽が付きにくいみたい。
シンビジュームは10年位前に購入したもの。毎年、可愛いピンクの花を咲かせてくれる。5月~11月半ばくらいまで戸外で管理している。11月から12月に花芽らしいものが土の中から出てきたら室内に移動している。今年の冬は気温が低くて開花が遅く3月中旬だった。
今まで一鉢に5本の花芽をつけたのが最高だった。4本、3本と少なくなってきた。今年は2本で何故だか茎がしだれて咲いた。
鉢が窮屈になったのかもしれないので花後に2回目の植え替えをしてみた。
胡蝶蘭の中でも比較的、管理しやすいのがミディサイズのもの。直接に日光に当てないようにして明るい部屋で管理している。気温の低い冬季の水やりは用土がすっかり乾燥したらあげるようにしている。
胡蝶蘭の管理は難しいと思っていたがニィニィの部屋で咲かせることが出来た。5年くらい、毎年咲いている。(我が家では冬季の気温が低くなりすぎるみたい根腐れして枯れてしまう。)今年は寒かったせいか白い胡蝶蘭一本のみ。他は5月~7月の開花になりそう。
温度管理と水やりが一番難しいかもしれない。暖かなニィニィの部屋ではミズゴケが乾燥したとき水を上げるだけで花をつける。構われるのを好まない花なのかもしれない。
西洋ランは種類によって肥料や水の上げ方が微妙に違う。太陽光も胡蝶蘭は直射日光を嫌うし。デンドロは7~9月の強い陽ざし以外は日光を好む。君子欄は暖かすぎる部屋では花をつけない。シンビジュームはデンドロと似ている。
ランは難しいと諦めていた頃もあったけど、花をつけることに成功したときの喜びはひとしおだった。
ある意味、ランは気難しく我儘な人と似ているかも。(笑)一癖、二癖もあるような人と仲良くなると・・・・案外楽しいことがあるから。