本日も多くのお客様にご来店を頂いております。
皆様こんにちは。
Inspiring をご覧下さり誠にありがとうございます。
東京からもアクセス抜群な新潟県の
かぐらスキー場からの帰路に直接ご来店くださった方が、
とても多くいらっしゃいました。
誠にありがとうございました。
かぐらスキー場さんは、まだまだ十分滑れるそうですょ。
(5月23日までOPEN 予定だそうです)
さてさて、
昨日ご案内させて頂きましたK2 ロッカーシステムにつきまして、
さっそく反響をお寄せ頂いております。
本日は、その続きをご案内させて頂きます。
昨日ご案内させて頂きました通り、
'11 モデルK2 SKI には5種類のロッカー形状がございまして、
さらに今まで通りのキャンバーである NO ロッカー形状があり、
合計6種類のアーチ形状となります。
もしかすると、
スキーにアーチ形状があることをご存じない方もいらっしゃる
かも知れませんので、念のためご案内させていただきますと、
ほとんどのスキーは、雪上を滑る状態 (地面に対して水平)にして、
上から力が加えられていないと、
上方向に弓なりに持ち上がっています。
↓
一般的にアーチベンドと呼ばれているものです。
そしてこのアーチの形状をいろいろ変えることにより、
スキーの特徴を変化させたスキーがここ最近増えてまいりました。
代表的なカテゴリーがパウダー (深~い新雪 ) 用で、
浮き上がる浮力を引き出す為に、スキーの先端から数十センチ
の範囲を上に反らせた形状です。
'11 K2 ではALL Terrain Rocker ↓のような形状ですね。
では、昨日と重複してしまい恐縮ではございますが、
今一度この形状をおさらいしてみます。
↑のバリエイションがありまして、
※ あくまでも、K2 さんのSKI のお話しですよ。
↑はTRADITIONAL CAMBER (トラディショナルキャンバー)で、
ロッカー形状はなく、MOGUL モデルや、RACING モデルなどに
採用されています。
↑は、10%ロッカー ( 緑色の部分 ) の Speed Rocker で、
'11オールラウンド の代表的モデル CHARGER などに採用されています。
↑は、Catch Free Rocker (キャッチフリー) という
ロッカー形状で、スキーのトップ方向と、テール方向の
2ヶ所が反りあがり(ロッカー形状)、ターンの始動が驚くほど軽快にできます。
( '11 モデルのKLASSIK などに採用されています)
↑は、JIB Rocker で、真ん中のアーチはなく、平らにしてあり、
トップ方向とテール方向2ヶ所が20%のロッカー形状をしています。
( PARK モデルなどに採用されています)
↑は、前述のAll Terrain Rocker で、主にBACKCOUNTRY モデルに
採用されています。
そして、↓もっとも反りのきつい
↑Powder Rocker で、ディープパウダー用のモデルに採用されています。
ここで、疑問に思われる方が多くいらっしゃるかと思いますが、
このロッカー形状になっていると、接雪している所が少ないので
不安定なんじゃないの ?? っと。
それがそうではなく、
上記の形状はあくまでも地面へ垂直方向に働く状態でして、
ターンをしている時は、
Powder Rokcer 以外は、
上図のように、スキートップからテールまで
エッジがきれいに接雪するという理論なのです。
これにより、ターンの導入が簡単に、なおかつ早くできるということです。
実際私たちが試乗してみても、とても良いフィーリングでした。
( ただし、Powder Rocker は上図のようにはなりませんし、その必要がないですネ。)
これが、来期 '10-'11 モデル K2 さんの、大きな特徴です。
長々とお付き合い下さり誠にありがとうございました。
あまり上手くご説明ができませんでしたが、
おわかりいただけましたでしょうか ??
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