習志野湾岸9条の会

STOP戦争への道 9条を変えるな

自衛隊・・世界が頼る存在へ(自衛官大募集・現代の赤紙)

2014年07月02日 | ポスター
ついに来た。18才の若者に頼みもしないのに送りつけているらしい。
集団的自衛権解釈変更の閣議決定で今後退職者が増えるのを見越して大量に入隊募集の手紙を送っているようだ。
全く関係のない海外の紛争地帯へ自衛隊員を派遣する。
国民を守るどころか、米国の弾除けに血を流せと差し出している亡国政治。
集団的自衛権を成立させたら、いくら、安全、何も変わらない、といっても無駄。
平和ボケは自民公明。
自分らは血を流さず自衛隊の若者を米国に差し出し血を流させ、自分らは安全な場所にいる。
戦争は米国が始め、参戦の要請・指示も米国からくる。戦場の戦略・戦術も米国が立てる。
無能で無責任な日本の官僚・政府は、ただ、頷くだけ。自衛隊を差し出すだけ。
ベトナム戦争の最前線には、集団的自衛権に基づいて参戦した韓国兵士がいた。
その最前線に米軍は米兵はいないからと容赦なく枯れ葉剤を撒いた。
枯れ葉剤を撒かれた元韓国兵に皮膚がんが増え、政府に救済を求めたが相手にされず最後はアメリカの裁判所に訴えた。
今度は自衛隊も同じ運命か。弾除けどころか米国への人柱。我が国はかつての韓国と同様に使い捨ての見殺しにするだけ。
このポスターがいつの日か赤紙に変わるかもしれない。



習志野市 自衛隊 協力会 理事は真政会の佐々木秀一市議
千葉二区の小林鷹之君は安倍首相の破綻したコピーを各戸に配るなら、君が真っ最前線に行ってくれるんだね。
下記画像は習志野駐屯地で迷彩服姿の小林氏



(官邸前で集団的自衛権の不当さを訴える元自衛官の全文・・レイバーネットより引用)
以下は、元自衛官の泥憲和さんが「集団的自衛権」に反対して街頭で訴えた内容です。

突然飛び入りでマイクを貸してもらいました。
集団的自衛権に反対なので、その話をします。
私は元自衛官で、防空ミサイル部隊に所属していました。
日本に攻めて来る戦闘機を叩き落とすのが任務でした。

いま、尖閣の問題とか、北朝鮮のミサイル問題とか、不安じゃないですか。
でも、そういったものには、自衛隊がしっかりと対処します。
自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。
そこは、安心してください。

いま私が反対している集団的自衛権とは、そういうものではありません。
日本を守る話ではないんです。
売られた喧嘩に正当防衛で対抗するというものではないんです。
売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んでいこうというんです。
それが集団的自衛権なんです。

なんでそんなことに自衛隊が使われなければならないんですか。
縁もゆかりもない国に行って、恨みもない人たちを殺してこい、
安倍さんはこのように自衛官に言うわけです。
君たち自衛官も殺されて来いというのです。
冗談ではありません。

自分は戦争に行かないくせに、安倍さんになんでそんなこと言われなあかんのですか。
なんでそんな汚れ仕事を自衛隊が引き受けなければならないんですか。
自衛隊の仕事は日本を守ることですよ。
見も知らぬ国に行って殺し殺されるのが仕事なわけないじゃないですか。

みなさん、集団的自衛権は他人の喧嘩を買いに行くことです。
他人の喧嘩を買いに行ったら、逆恨みされますよね。
当然ですよ。
だから、アメリカと一緒に戦争した国は、かたっぱしからテロに遭ってる
じゃないですか。
イギリスも、スペインも、ドイツも、フランスも、みんなテロ事件が起きて
市民が何人も殺害されてるじゃないですか。

みなさん、軍隊はテロを防げないんです。
世界最強の米軍が、テロを防げないんですよ。
自衛隊が海外の戦争に参加して、日本がテロに狙われたらどうしますか。
みゆき通りで爆弾テロがおきたらどうします。
自衛隊はテロから市民を守れないんです。
テロの被害を受けて、その時になって、自衛隊が戦争に行ってるからだと逆恨み
されたんではたまりませんよ。
だから私は集団的自衛権には絶対に反対なんです。

安部総理はね、外国で戦争が起きて、避難してくる日本人を乗せたアメリカ軍の
船を自衛隊が守らなければならないのに、いまはそれができないからおかしいと
いいました。
みなさん、これ、まったくのデタラメですからね。
日本人を米軍が守って避難させるなんてことは、絶対にありません。
そのことは、アメリカ国防省のホームページにちゃんと書いてあります。
アメリカ市民でさえ、軍隊に余力があるときだけ救助すると書いてますよ。

ベトナム戦争の時、米軍は自分だけさっさと逃げ出しました。
米軍も、どこの国の軍隊も、いざとなったら友軍でさえ見捨てますよ。
自分の命の方が大事、当たり前じゃないですか。
そのとき、逃げられなかった外国の軍隊がありました。
どうしたと思いますか。
軍隊が、赤十字に守られて脱出したんです。
そういうものなんですよ、戦争というのは。

安倍さんは実際の戦争のことなんかまったくわかってません。
絵空事を唱えて、自衛官に戦争に行って来いというんです。
自衛隊はたまりませんよ、こんなの。

みなさん、自衛隊はね、強力な武器を持ってて、それを使う訓練を毎日
やっています。一発撃ったら人がこなごなになって吹き飛んでしまう、
そういうものすごい武器を持った組織なんです。
だから、自衛隊は慎重に慎重を期して使って欲しいんです。
私は自衛隊で、「兵は凶器である」と習いました。
使い方を間違ったら、取り返しがつきません。
ろくすっぽ議論もしないで、しても嘘とごまかしで、国会を乗り切ることは
できるでしょう。
でもね、戦場は国会とは違うんです。
命のやり取りをする場所なんです。
そのことを、どうか真剣に、真剣に考えてください。

みなさん、閣議決定で集団的自衛権を認めてもですよ、
この国の主人公は内閣と違いますよ。
国民ですよ。みなさんですよ。
憲法をねじ曲げる権限が、たかが内閣にあるはずないじゃないですか。
安倍さんは第一回目の時、病気で辞めましたよね。
体調不良や病気という個人のアクシデントでつぶれるのが内閣ですよ。
そんなところで勝手に決めたら日本の国がガラリと変わる、
そんなことできません。

これからが正念場です。
だから一緒に考えてください。
一緒に反対してください。
選挙の時は、集団的自衛権に反対している政党に投票してください。
まだまだ勝負はこれからです。
戦後69年も続いた平和を、崩されてたまるもんですか。
しっかりと考えてくださいね。
ありがとうございました。
                  (以上引用)