茶葉四葉さんの歌から8首。
097:断
ふり注ぐきみの笑顔を断って 決めねばならぬことひとつある
095:卓
あたたかき朝日のさした食卓に用意できない君だけの席
091:冬
秋が去り冬を迎えるこのときに 答えなんかを出さなくていいのに
074:肩
ばっさりと肩まで届いた髪切られ あぁいつだって前の方が好き
064:宮
数日で数十年がすぎてゆく竜宮城に すくわれていよ
057:縁
縦長のそこだけやぶって縁のない写真の肩に手だけは、だれだッ
037:藤
その藤の一房長かろうが短かろうが語れぬものは語らぬが良い
014:煮
もともとが叶わぬ仕組み添えぬ訳、煮え切らないと自分で言うな
57番。
なんかいろいろな場面が思い浮かぶ、面白い歌ですね。
恋愛の修羅場かもしれないし、
犯人探しのサスペンスかもしれない。
肩に手だけって、心霊写真的な怖さもある。
大物政治家と肩を組む、闇のフィクサーだったりして・・・
97番。
その「ひとつのこと」を決めさせないために、
笑顔を降り注いでるんですよね。
最後のひとことだけは、どうしても言わないで。
なにも言わずにこのまま、このままでいましょうと。
097:断
ふり注ぐきみの笑顔を断って 決めねばならぬことひとつある
095:卓
あたたかき朝日のさした食卓に用意できない君だけの席
091:冬
秋が去り冬を迎えるこのときに 答えなんかを出さなくていいのに
074:肩
ばっさりと肩まで届いた髪切られ あぁいつだって前の方が好き
064:宮
数日で数十年がすぎてゆく竜宮城に すくわれていよ
057:縁
縦長のそこだけやぶって縁のない写真の肩に手だけは、だれだッ
037:藤
その藤の一房長かろうが短かろうが語れぬものは語らぬが良い
014:煮
もともとが叶わぬ仕組み添えぬ訳、煮え切らないと自分で言うな
57番。
なんかいろいろな場面が思い浮かぶ、面白い歌ですね。
恋愛の修羅場かもしれないし、
犯人探しのサスペンスかもしれない。
肩に手だけって、心霊写真的な怖さもある。
大物政治家と肩を組む、闇のフィクサーだったりして・・・
97番。
その「ひとつのこと」を決めさせないために、
笑顔を降り注いでるんですよね。
最後のひとことだけは、どうしても言わないで。
なにも言わずにこのまま、このままでいましょうと。
選歌ありがとうございました。
以前の反省から、今回は 『絶対、走るきる』を
優先したので、中身については、ごめんなさい。 です。
次回、ご縁があればうれしいです。
完走、お疲れ様でした
あと一ヶ月とちょっとで、来年の題詠が始まるんですねぇ。
一年はあっという間ですね。
来年もご一緒できればぜひ。
よろしくお願いします。
よいお年を。