中国問題研究の大先輩である宮崎正弘氏から、新著『中国人を黙らせる50の方法』(徳間書店)をいただいた。私は保守系の「中国論客」の中で、宮崎氏を一番評価している。それは、必ず自分の足で歩いて観察したことを中心に中国を批判するからだ。他の保守系の論客は、中国に足を運ぶこともなく批判する。これほど安易で、かつ長期的に見て日本の国益にならないことはない。
本の中で書かれていた「宮崎史観」を二つ。
○中国で政治論争に興じたり日本を批判したりするのは、よほどの暇人か、それを職
業としている人種のみである。
○中国が日本を経済的に追い抜いたとき、反日感情は雲散霧消するだろう。しかし同時に、反中感情が世界を覆うだろう。
これほど中国を的確に批判している宮崎氏だが、実は中国を愛しているのではないかと思えてきた。
本の中で書かれていた「宮崎史観」を二つ。
○中国で政治論争に興じたり日本を批判したりするのは、よほどの暇人か、それを職
業としている人種のみである。
○中国が日本を経済的に追い抜いたとき、反日感情は雲散霧消するだろう。しかし同時に、反中感情が世界を覆うだろう。
これほど中国を的確に批判している宮崎氏だが、実は中国を愛しているのではないかと思えてきた。