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「公務員、辞めたらどうする?」

2007年01月06日 | 公務員・地方自治
「公務員、辞めたらどうする?」
 (山本直治 著/PHP新書)
昨年地方自治体関係のニュースで一番ショッキングだったのは、夕張市が破綻し、現職員の4割が退職希望というニュースであった。
公務員もいよいよ安泰ではなくなったみたいだ。

著者は公務員の現状、転職の仕方を国家公務員から民間に転身した実体験を元に、説明するため説得力がある。

国、地方とも財政難に陥っている状態で、今後地方公務員の待遇は落ちることはあっても向上せず、さらに労働基本権の付与に伴い身分保障まで確保されることがなくなる事態もありうるという。
労働基本権が付与されても、それを公務員が行使すれば、公務員バッシングが続く現状では、世論を敵にまわすというのもうなずける。
また、近年では企業がCSRを重視し、公的部門でなくても公共的な仕事はできるという現状認識は、現在政府が進めている「新しい公共空間」にともなう、市場化テスト、指定管理者等の公共部門の縮小と相通じ、公務員が転職する環境が内(身分)と外(役所以外での公共)で整ったといえるであろう。

ただ、上記のような現状であっても、夕張みたいな極端な収入の減少等がない限り、著者のように仕事自体に疑問を持って、民間にチャレンジしようとする公務員は少ないと思われる。
有名大学を出て、ポテンシャル、モチベーションも高く、民間に行っても高く評価される人がどれほどいるのか。
結局、転職して成功する人は「公務員退職理由とその後のキャリアプランが明確であり、徹底的に検証もした」人であり、そんな“優秀”な人は国とか県とかのエリートぐらいしかいないのでは。
特に地方に行けば行くほど役所以外に魅力的な企業があると思えず、せいぜい人間関係に悩んで転職というのが多いのではないか。
我が社(ある地方自治体)の現状をみていていそうおもう。

とまあ、結局優秀な人は公務員だろうが、民間だろうが、どこ行っても、何やっても(本を書いても)成功するのではないかとちょっとやっかみ半分になってしまった。
私自身はまだ公務員のままでいたい。

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