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「ワーキングプア」

2006年12月31日 | 社会一般
「ワーキングプア」
 (門倉貴史 著/宝島社新書)

私、恥ずかしながら「ワーキングプア」と言う言葉を最近まで知らなくて、NHKの特集(しかも2の方)を見て、初めて知り、そんな時に本屋に行ったらタイムリーな題名につられ、また積読してある本より先に読んでしまったしだいである。

様々な資料をあげて、「ワーキングプア」について分かりやすく説明をし、またその問題点、解決策も示しており、さらに実際に「ワーキングプア」になってしまった人の事例もありと、「ワーキングプア」の概略をつかむにはまさに格好の書である。
ただ、解決策の中に消費税にかわる支出税という言葉が出てくるが、いまいちその有効性が分からなかった。

私が勤めている所においても、近年アウトソーシングが声高に叫ばれているが、今まで正職員でやっていた仕事を外に出せば安くなるということは、よく考えれば、それだけ安い賃金で働いている人がいるということがわかる。
政府も長年パートで働いている人を正職員として雇うことを義務付けようとしたが、産業界の反対にあい、努力義務に落ち着いたみたいだ。

著者は「ワーキングプア」が増加することによって、消費支出が減り、景気が後退することを懸念しているが、私はそれよりも収入が低いために、子どもを作ら(れ)ない、少子化の方が深刻な問題であると思う。
あと大学なんて出ても就職できないといわれ、学歴社会が崩壊しつつあるように思えるが、まだ依然として残存していると私は見ている。
そのような中で、「ワーキングプア」の子ども達は、教育費にお金をかけてもらうことができず、結局「ワーキングプア」になってしまう可能性が高いのではないか。
逆の富裕層の子どもがそのまま富裕層になるパターンを香山リカが同じように説明していた。
一億総中流から富裕層、貧困層という階層の固定化が始まっているようである。

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