Photo by TOMOさん
友人知人との待ち合わせは、予定時刻よりも少し前に到着するようにしています。
今は携帯電話がありますので遅延しそうな時はすぐに伝えることができますが、
手段が無い頃の待ち合わせは、遅れても伝える術が無しでただ来るのを待つという状態でした。
その頃、必ず30~40分遅れて来る友人がいました。
到着するまでの間は、何か事故に遭ったのではないかとか、急病なのかしらとか色々な事を想像したものです。
遅延の常習者である友人は 「 ちょっと遅れちゃって 」 と、悪びれずにけろりとしたものでした。
そんな友人の家に一度泊ったことがあったのですが、何と遅れる理由が分かったのです
まず、何を着て行くかであれこれ時間を消費、衣服が決まっても家を出るという段階になって
「 あれ!やっぱりこの服だとこの靴は合わないわね・・ちょっと着替えるわね ♪ 」 で、ここでまた時間を消費。
友人のお母様も見かねて
「 ほらまた始まった ・・洋服に合わせて靴を変えればいいじゃないの。待たせてごめんなさいね。 」 と
私は苦笑いするしかなくて でも、泊ってよかったと思いました。
遅れる理由が分かりましたので、その後は彼女にだけは予定時刻よりも30分早めに伝えることにしたのです。
功を奏し、待ち合わせの時刻にそれほど遅れることなく到着するようになったのです。
他の友人たちからは 「 名案、妙案ね 」 と、苦肉の策を褒められたりして
それにしても、正確な程30分~40分遅れてくるというのも凄い
今は通信手段が発達し、遅れたとしても先への行動に移せますから便利といえば便利ではあります。