めんどくさいが、人間でいえば心臓に当たるオイルポンプの点検を実施。

本日購入したインパクトドライバーでネジを緩める。

3本のネジが緩んでいたのは内緒である。

余談だが、特に前期のBNR32でオイルポンプのネジが緩んで油圧が上がらないトラブルを起こすエンジンがあるらしい。このエンジンは手で回るほど緩かったがオイルがリークするほどになっていなかったと思われる。
更に寄り道。
BNR34のオイルポンプ(左)との比較。

何故、こんなものがあるのか?
某オクで購入したのだが、ロックして動かない。
どーも、ケースが歪んでいるらしい。返金頂いて廃棄処分を依頼されたものである。残念!
で、ギアの形状が全く違い、ネジも1本多い。
見る限り、吐出量は多そうである。その分、負荷も大きそう。
全バラの図。

特に大きな問題もなさそうなので、清掃して組み直す。
オイルシールはガスケットキットにあるもので打ち換え。

ギアにはオイルをタップリ塗って組付け。

ネジには春道さんに頂いたロックタイトを塗ってトラブル防止仕様にバーションアップ。

仕上げにインパクトドライバーで増し締めして完成!

続いてリアオイルシールも交換。

スペーサーで押し込む。(笑)

漏れない事を祈る。


34と32でこんなに中が違うんですね。
ポンプの突出量って多ければ多いほどイイものなんでしょうか?他の部位の対処と合わせてその効果が発揮なんてものなのでしょうか???
BNR34は回すのに力が要りそうなんで、クランクもオイルポンプの掛かりの多い通称後期型クランクを使うほうが良いと思われます。