北京・農科院横の蜂蜜屋さん

2014/10/21🍀
今日の北京は、昨日の風のおかげでPMの値も100程に下がり、大気汚染のレベルをチェックできるサイトも、Unhealthyに変わっていました。一昨日も昨日も300を超え、デンジャラスの上のハザードになっていたので、今日はかなりマシです。
でも天気は少し肌寒い風が吹いて曇り空。どうやら帰国の明日には気持ちの良い天気に戻りそうな感じ。初めての中国・北京に来たイラン人の夫婦にはとても残念です。

今日は朝からhubbyとhubbyの研究室でポスドクをしているイラン人のDさんが仕事で研究室に行ったので、さっきDさんのイラン美人の奥さんを誘って蜂蜜を買いに行ってきました。買い物の道すがら、イランのことや今回の北京のこと、今住んでいる東京のことなど話しました。私のプアな英語と彼女のプアな日本語と、、面白いです。
彼女達の故郷の街はカスピ海のとても近く。気候は東京に似ていますが、冬はそれ程下がらない。ほとんど毎日晴て、とても綺麗で良い所らしい。でも今は東京が気に入っている様子でした。彼女は歯医者さん、旦那さんのDさんは農業研究家。面白い組み合わせです。
イランから日本に勉強に来て、東京で暮らしている。そしてこの先はまた違う国で暮らす可能性も大きい。人それぞれに与えられた人生は、本当に不思議で面白い。多少の悲しみや苦しさがあっても、面白いと思って生きていける人生である事、自分であること、、とても大切な感覚です。

ここの農科院にはたくさんの蜂蜜屋さんがあります。中国では蜂蜜やローヤルゼリー、蜜蜂の足に着く花粉を粉にしたものなど、健康に良いという事でとても人気。特に花粉粉はかなり高価です。

我が家はあまり甘い味付けではないので、砂糖はなかなかなくならない。でも蜂蜜は料理によく使います。ドレッシングを作る時は必ずだし、マリネの甘などにも、、。日本で買うと蜂蜜は結構高い。勿論、中国産の何の花から取ったか、採取場所も明記されていない蜂蜜は安いのですが、、それはどうも、、という気持ちもあって、日本産を買おうと思うとかなり高い。中国でも偽物は結構出回っています。砂糖水などを混ぜていたり、、。でも農科院の蜂蜜は安心できる。田舎をドライブしていると時々出会う養蜂家の家族、そこで蜂を除けながら蜂蜜の詰まった板を取り出して、その場で容器に絞ってもらうのが一番良いのですが、、なかなかそんなゆったりしたドライブも出来ないので、、。

イランでは毎朝、パンにハニーとバターを付けて食べるのだそうですが、料理には全然使わないのだとか。ドレッシングに使うと美味しいよ、と話すと、トライしてみる！と言っていました。
今回私が買ったのは、さっぱりした甘みのリンデンと一般的なアカシア。彼女が買ったのは、アカシアと少し甘みの強い竜眼。気に入ってくれる良いのですが、、、。

アカシア蜂蜜とリンデン蜂蜜、1キロずつ、合わせて120元くらい。日本円では2000円。2キロで2000円、しかも一つの花から採取した蜂蜜ですから、すごく安い。
それに右手に見えるのはミネラルウォーター、昨日三里屯で買ってきたレナードコーエンのCD。農科院のホテルで撮りました。

お昼はまたみんな一緒で食べに行くらしい。夜ご飯は辛い火鍋だそう。

また書きますね🍀