「失」

今年の世相を表わす漢字は「変」だそうだ。
変化、変動、変則、変哲、変更、ナンか変。
最近の世の流れを見てると、まさに「変」だ。

wakaの今年を表わす漢字は？
「失」
大事な大切なものを「失」った2008年だった。
7月にはりっぱー、9月には父と、かけがいのない命。

父に逢えないのは悲しいけど、どこかで自由気ままににやっていそうな気がして、
気持ちをなんとか納得させることができる。

国鉄マンとして分刻みの時刻表人生を送ってきた父の晩年は、時間と無縁の
場所に身を置き、好きな本を読むこともままならず、車椅子に六法全書と
ノートとエンピツの入った袋をお守りのようにぶら下げていた。

　　　

だから今は、肉体は人のためになり、魂は永遠の時を得て嬉々として
新たな人生を送っているような気がするのだ。

問題はりっぱーだ。
まだまだwaka夫婦のココロ深くに影を落としている。
そんな気持ちではりっぱーが喜んでくれないのはわかってる。
しっかり受け止めて送ってよってオロオロしているかもしれない。

だがねぇ～りっぱーよ、今だ反省の日々なんだよ。
あんたの苦しみを気づいてあげれなかった悔しさ、ただのわがままだだの、
年のせいにしてしまった愚かさが、どうにもやりきれなくて・・
ここにいるのは小さな白い箱に入ったりっぱー。
あのゴールデンに輝く毛のデカイずうたいのりっぱーに逢いたい。。


そりゃあ、今年もたーくさんの楽しいこと、感動したこと、嬉しかったことは
いっぱいあったよ。
でもさ、そんなの蹴飛ばせば地の果てまでいってらっしゃいで、
宇宙の塵と化す。
それくらい大きい、いや人間が考えた大きさや重さでは到底測れない、なんかこう
ズズズーーーーンっとココロの底から突き上げる衝撃波なんだ。

でも他の人だってみんなそんな体験しながら、ちゃんと受け止めて乗り越えて
いってるんだよね。
それが生きるってことなんかしらん。

・・・waka、56歳にして初めて人生を知る・・・てか？

優しい、あくまでも優しかったりっぱー

　　　　

この2枚の写真、大好き。
胸がキュンとする。

　　　　

もっと蓮華の成長を見守ってほしかったな。。

でも「失」の中にだって、いっぱい温かい思い出がつまってるのさ。
ふたりにもらった見えないけど消えないものを、大事にしまって生きていく。

年が暮れようが、明けようが・・・

そうだ！
もうあさって、蓮華が来るんじゃあ～りませんか♪

　　　　　

ごろごろ・・・

こんな時期に、こんなに晴れたお休みに、のんびりしてていいんですか？
きっとみんな必死に大掃除なんかしているよ。
今年の汚れは今年のうちに落とさなくていいんですか？
きっとみんなの家は今頃ピカピカだよ。

うううう～～！いいの、いいの。
今年の汚れは今年のうちになんか、洗剤会社の陰謀だし、
今日ピカピカでも明日にはもう汚れるんだから。。。
キレイにしたって生きて生活している限り、汚れも埃も垢も毎日積もるんだから。。

そんなこんなごたく並べて、一応ココロの中では少しは葛藤しながら・・・
（*⌒д⌒*）あは　　やっぱ日曜日出かけてしまいました～

いつものところにわき水汲みに。。近場ですよ～ん。

途中川にかかるつり橋みっけ。

　　　　

今年はいろんなとこで危ない橋、いやいやつり橋渡ったなぁ～

　　　　

どうよ、このデッカイ空！
モノがなければこんなにスッキリするのだ！見習おう！

『伊豆ワイナリー』ってとこに寄った。

　　　　

この辺の人、結婚式にここ利用する人多いよ。
wakaもダンナも初めて行った。

　　　　

向こうに富士山が見えた。。

　　　　

周りは巨峰畑だらけ。
ここにこんなにブドウが栽培されてるなんて知らんかったわ～
実りの時期は圧巻だろうな。

　　　　

お、ここは「ワイナリー」だった。。

　　　　

だれでも試飲できるよん。
wakaはワイン、ダンナ、葡萄ジュース。
運転手はつらいねぇ～

　　　　

ワイン好きな長女に1本購入。
お正月には帰ってこないって・・・いつ飲ませてあげられるかな。

　　　　

あったかいねぇ～サクラが咲いていたよ。
むこうは食べ放題飲み放題のランチバイキングの館。

　　　　

おっとっと、ごろごろちゅうれん。
どこでもおかまいなし～～！

そして次にお気に入りの奥野ダムの松川湖で日向ぼっこ。。

　　　　

この押し迫った日にこんなのんびりしてていいんでしょうかね～

　　　　

1週間は7日。
せわしなく動いている6日、のんべんだらりの1日。

　　　　

ちょっとちょっと、今日2度目のごろごろちゅうれん。。

帰りの〆に今井浜海岸。

　　　　

決まってるよ、ちゅうれん！
さぁ～て、また明日から頑張るよ～！

（￣0￣；）うむ・・・・ここではやめてほしかった。。

　　　　

オオトリはちゅうれんのこの顔々でお開きとさせていただきまーす！！

　　　　

　　　　

中途半端

つくづく思うのだが、我がwaka商店は中途半端な店である。
売り上げも、人手も・・・

このブログのタイトルなんちゅうの？
『ちいちゃい八百屋』・・・
そう八百屋なんだよねぇ～
しかーし！八百屋の話題がちっとも出まへんなぁ～
タイトル変えたほうがいいとちゃうか？？

あ、一応店頭には野菜が並んでますよ。
でもお恥ずかしいかな、パラパラですねん。
我が店は八百屋に大敵の日が当りすぎ。
それでも昔はお客さんも多かったから、ドバッと並べていても、
まぁ夕方にはそこそこ少なくなったけれど、今やお日様で煮炊きできちゃう
くらいに、じっと汗ばんだ野菜たちが我慢して並んでる。

だから段々店頭に並ぶものが引っ込んで、奥の間にってことになるんだけど、
そうすると通りすがる人たちは（今日は野菜がないねぇ）ってことになる。
あったとしても、くたっとしぼんだ朝は元気だったはずの野菜たち。

最近はねぇ～いやかなり前から小売に力が入らない。
この小さな町に24時間営業の○○グループのスーパーができてから、
今やそこにこの町の総人口が行ってるんじゃないかと思うほどの一人勝ち。
既存のスーパーも虫の息。
wakaは小売よしてもいいと思っている。
でもダンナがオレは夕方何してればいいんだって言うから、ダンナの
暇つぶしプラス少々の売り上げがあればという情けない事情で開けている。

10月に新しい取引先ができた。
それだってそこに納入していた八百屋さんがお店閉めたので回ってきた。
わが身に置き換えれば身につまされるけど、正直有難かった。

そこは娘たちも幼き頃通っていた私立の保育園。
現在市立のほうの保育園も入れているから様子はわかるし、
園長先生とは娘ふたりとも同級生だし、奥さんのH先生とは中学校の行事で
一緒に富士山にも登ったことがある。
そのH先生が我が店まで頼みに来てくれた。
もちろん望むところ、来るものは拒まずの商売です。

そこの保育園のクロちゃんでーす！

　　　

15歳だそうだ。
時々子供たちを乗っけるそうだよ。

お陰でwaka商店も少々だが息がつけた。
でもパートをやめてもいいゆとりにはまだならず。
でもってますますカラダは忙しくなった。
でも人を雇うほどでもない。
猫の手も借りたいけど、猫に与える餌がない。
でもいっぱいいっぱいだ。
だから店先に野菜を並べる間がない。
だからお客から見て、八百屋としての魅力はない。

中途半端なんだなぁ～
売り上げも多少伸びたけど、正々堂々とwakaのお給料をもらえるまでは
いっていない。
まだまだ二足のわらじで頑張るばい！
そのパートも先月末で2年たった。
これは中途半端じゃなかったな。
でも考えれば3時半から8時までってのも中途半端な労働時間だな。
帰ってきてからも何をするにも中途半端な時間だし。。

＊中途半端な「コッカー」　　　　

　　　

足先、耳先がパサパサ伸び伸びだったので、はさみで切った。
コッカーらしからぬアンヨではあるが、外から帰ってきて拭くのに楽になった。
もっときれいに切ってあげればいいんだけど、腰が痛くなって中途半端。

＊中途半端な「月」

　　　　

朝の配達時に見えたお月様。
朝のお月様は透きとおってて、日が射してくるとはかなく消えるのみ。。

＊中途半端な「海」

　　　　

日曜日のお散歩は、チョー近場の弓ヶ浜。
日が落ちたばかりの、まだ夜にもなりきれない中途半端な夕暮れ。

　　　　

数々の中途半端にもめげず、中途半端なら中途半端なりに力いっぱい、
中途半端を踏ん張るわい！！

さ～て12月も後半にかかりました。
恒例年末年始の狂い咲き。
かたや（納入先）なかなか注文出してくれない、かたや（市場）注文締め切るぞと脅す。
にっちもさっちもいかない中途半端なもどかしさ。

wakaのアタマはパッパパッパと狂い咲きいたしますので、
よろしゅ～～(￣∀￣)/~~

♪今何時？

♪江ノ島が見えてきた～オレの家も近い～～

　　　　

ホイホイホイ～っと、行ってきました～江ノ島まで。。

行けるところまで湘南海岸走りましょ～バージョン！

ダンナ、江ノ島大橋渡るの初めてだってさ。
wakaは4年前のわかわか会の旅行で来たんだわ。
なっつかしい～～回想中・・・　（・・*)。。ｏＯ｛あんな事・こんな事・・・｝

　　　　

今回の主役は湘南海岸だったんだけど、富士山が奪い返しにキタ━━ヽ(*・∀・*)ノ━━!!～

　　　　

江ノ島の駐車料金高ーい！
2時間で600円！！

　　　　

江ノ島仲見世通りのお店をひやかしながら上って、旅行で泊まった旅館が健在で
安心し、あっという間に江ノ島神社。

食べ物屋さんはどこも順番待ちで、1時間くらいプラプラして江ノ島大橋を後にし、どこか浜に降りようか。

『鵠沼海岸』

　　　　

風もなくお日様が暖かくてここでずい分時を過ごした。。

　　　　

『波乗り人　江ノ島の波　恋焦がれ』　waka

　　　　

伊豆っ子ちゅうれん、湘南の浜に立つ！
似合うかしらん？

ん？Σ(￣□￣lll) やっぱりここでもやっちゃう？！！！

　　　　

そんなwakaたちを見ていた爽やかサーファーが、一緒に写してあげますよと
声かけてきた。
∑（0д0）　えっ！！ もしかしてナンパ？？？
（ダンナ、向こーの石段で座ってる）

ノ)゜0・ヽアリエナイ!!o(゜0・)三(o゜0・oニャニャjャニャ～イ!!

　　　　

なんて思いながらも満面の笑顔のwaka♪・・・ヤバイくらいの勘違い。。
なぜかちゅうれん、そっぽむき。。

　　　　

こんな景色見ながら、1時間以上はいたな。
気持ちいいなぁ～ってふたりで何度も言いながら。。

まだまだ居座っていたかったけど、帰らなきゃ。。
ホントはもう少し鎌倉あたりまで進みたかったんだけど、時間費やしすぎた。

少し帰ると、誰が名づけたか『サザンビーチ』
寄らなきゃソンとばかり急左折。

　　　　

ここはさっきのところから少ししか離れてないのに、波が静か。
で、サーファーひとりもいず、人も少なし。
釣り人だけの『サザンビーチ』

足跡のーこし！

　　　　

海は伊豆でいつだってみれるのに、他所の海もまたいいもんだ。
でも砂浜の白さ美しさは、伊豆の海に軍配あり。

　　　　

♪砂に書いた名前消して、波はどこへかえるのか・・・

（ＴдＴ）アオウ・・・

ハッと気づけば、いや気づかなくても、もう12月になってる。

　　　　

あら、どこ写してんのよ。
空よ、そら。
11月最後の日の日曜日の土手上空の青空。
見渡しても雲ひとつないこの青空。
ついシャッターを・・・

『一片の　くもりもないから　空ひとり』　waka

解説・・・（偉そうに・・）
人は空を描くとき、必ず雲も一つ二つ描くよね。
青や水色一色だとなんか寂しいし、しまりがない。
空と雲は相棒みたいなもんだ。

その雲もなく、空はせいせいして大手を振ってるけど、相棒がいないから
ひとりぼっちのような気もして。。

それとこんな澄んだ曇りのないさっぱりした青空のような気持ちに
なりたいなとか。

ならず、なりたい、なる、なれる、なろう・・・ラ行変格活用？？

ね、ちゅうれん！

　　　　

あれまぁ、wakaかあさんが「上を向いて歩こう」してるのに、相変わらず
オマエは「下を向いて歩こう」だねぇ～

♪何かが落ちているかもしれない・・・

やっぱ、空ひとりだと写真栄えしないから、サクラの葉っぱも混ぜてみた。

　　　　

うん、青が一段と引き立つわ。
あれ、そんなことしてひとり納得してたら、ちゅうれん、電車とかけっこして
あんなに行ってしまった～！

　　　　

こんな青空の下、湘南海岸でも突っ走りたかったなぁ・・
だってこんな川にだって、青が映りこんできれいだったもん。

　　　　

ところがその日は、青果市場の催しものがあって、ダンナ朝から駐車場係りに
借り出され夕方までお留守。

だからwaka、せいせいといや必死に電卓たたき、たまりに溜まった帳簿と
格闘してた。
お昼にちゅうれんの散歩に出ただけで、飲まず食わずで1年の集計を
過去から遡って書き写す。
毎日つけていれば、いいものを・・・
そう思うでしょ？そうなんですわ。

楽しみは今だぁ～今だぁ～って騒いでいるうちに、毎日のつけは後だぁ～後だぁ～になっていて、そのつけは膨大に膨らみ、wakaに襲いかかってきた。
自業自得と言ってしまえば簡単だけどさ。

「会計士さんに頼むともったいないから、今年から自分でやるぞ～！」
と息巻いていた今年初め。
その今年ももう終わりじゃん！

ここでぼやいている暇なんぞないぞ！waka！o( ・_・θキック☆;゜o゜)/
ハイ！これから淡々と粛々と大急ぎ大慌てでやります！

でもその前に久しぶりに料理でも紹介しようかなぁ～
懲りてないな・・・

『簡単ピザ』

これほんとに簡単。だって生地は天ぷら粉、天ぷら粉でっせ！
こねたりねかしたり必要なし。

　　　　

◎生地・・・天ぷら粉160g
牛乳100CC
塩小匙2分の1
オリーブオイル大匙１と2分の1

ボウルに全部入れ木ベラで混ぜる。
天ぷら粉を手につけ丸くまとめ、麺棒で薄く伸ばしクッキングシートにのせ、
天板にのせる。
ミートソースかピザソースをぬり、お好みの材料をのせ、ピザ用チーズを散らす。
250度に予熱したオーブンで10分から15分焼く。

ね、超カンタンでしょ。
wakaはクッキングシートを引っ張ったら5センチしかなかったので、
アルミホイルに薄くオリーブオイルをぬって代用。
めんぼうもめんぼうだから(￣w￣)ぷ　天板の上で手の平で伸ばし伸ばし・・

今回のっけた材料は、冷蔵庫の隅でもうイカレそうな、ピーマン、じゃが芋
なす、トマト、ベーコン。

これカンタンなのになかなかイケルわ。
食べたいときにお気軽にどうぞ・・・

どうぞってお気軽に言ってる場合かい！o( ・_・θキック☆;゜o゜)/2回目
・・・waka、しばし山へこもります・・・ムリでしょう。。

やはり、”今”だ

巷で３連休の中日の日曜日は、ええ天気だったねぇ～
みなさんはどこさ行ったのかなぁ～？

そんなお休みの日は、何度も言うが、家でじっとしていられないのが、
キリギリスのwaka夫婦。
もうすぐ年の瀬だっていうのに、ガラス磨きでもすればいいのにねぇ～

やなこった！
さ、ちゅうれん、りっぱー行くわよ！！

でも今日はちゃんと目的がある。
くも膜下の彼をお見舞いに行く。。

でもその前に早めに出かけて寄り道小道。

まず、お気に入りの奥野ダムへ。。
そしてその前に、通り道にあるこれもお気に入りの
パン屋さん『パン時館』によって、あれこれ調達。

　　　　


あれこれと言った割には、写真写すときにはこのバターフランスパン
一個だけしか残ってませんでした～～

そしてこのブログに何回か登場してる奥野ダムの松川湖へ。。。





にゃんと日差しのあったかいことか。
じっとベンチに座ってると顔が熱かったよ。
ダンナ、お尻に根が生えたみたいに催促するまで動かなかった。。



やっと松川湖を後にして、今まで通行料を取られると言って回避していた
『伊豆スカイライン』を走ってみることに。。

waka夫婦はたかが150円のバイパス道路にものらない事が多い。
伊豆半島で通行料を払うのがバカらしいって言うのが理由。
ちょっと遠出するときは仕方がないから通るが・・

ダンナが、高ぇぞ、高ぇぞという有料道路に思い切って！
冷川ICから熱海峠ICまで・・・・760円！！
飛ばせば1時間もかからんだろう。
ホント、これは高ぇ～ぞ！

ダンナ、「いいとこあったら、バンバン止まるからな。
760円も払ったんだから、のんびり行くぞ。チクショウメ！」
なんだか異常にリキが入ってるわい。。・ノロ・)ヒソヒソ

少し走ると、峠の茶屋があった。

　　　　

中はおそばやさん。
まだ走り始めたばかり、先は長い。匂いだけ嗅がしてもらいました。。

しばらく行くと・・・

　　　　

(」゜ロ゜)」ナント ！富士山じゃあ～りませんか！
心の隅で、もしかして高いところ通るから見えるかも～とは思ってた。
でもさ～
伊豆半島でこんな地続きで見えるところがあったぁなんて思いもしなかったよ～

いたるところに、絶景ポイントのPがあって、ダンナの思惑通り、
バンバン止まったわ。
ある場所で京都ナンバーの家族に会い、「京都は今紅葉が真っ盛りなのに・・・」
奥さん旦那さん、富士山を指差して「これがなくてねぇ～京都はあきた」と
あっさり言い放った。
こっちから見れば、京都って聞いただけで羨ましい限りだが、やはり富士の魅力は勝るらしい。

『シャッターを　押す手にこめる　一期一会』　by　waka

旦那さん、何度も富士山ちゃんとはいってますかぁ～って聞く。
人間写ってなくても、ちゃんと富士山写しますよ～と言って押した。

『滝知山』

　　　　

ここが1番の絶景ポイントかな。

こっちを見下ろすと・・・沼津市街地（多分）と駿河湾

　　　　

目を転じてあっちを見下ろせば・・・熱海温泉街（多分）と相模湾

　　　　

そして真ん中には、ドォォ～～ンとMtFuji

　　　　

冷川峠から熱海峠まで、のんびりのんびり時間かけて走った『伊豆スカイライン』
また新しい伊豆を見つけた。。。

熱海峠のICで下りてちょいお隣の十国峠のお店により、透かし彫りのふくろうの
ストラップを買う。

　　　　

黄色の紐は『金運アップ』のwakaへ
赤い紐は『家庭円満』の次女へ
ピンクの紐は『愛情運アップ』の長女へ
・・・願いをこめて。

あら、ひとり忘れてませんかぁ～？
そういっつもダンナの分買うの忘れる。
でも旦那物欲はないから・・・それでもオレのは？って言わないか
ハラハラしたけど、やっぱ言わなかった。。ふぅ..( ◓３◓)=3

見えるかどうかわからないけど、ふくろうさんの中にもふくろうさんが
いるんだよ。
お店の人がこの透かしから彫るから大変って自慢してたよ～

　　　　

そして南下しながら、メインのお見舞いに向かう。
20日間近く夢の中を彷徨っていた彼は、元気に目を開いていた。
すごいねぇ～
もしかしてこのまま植物人間になってしまうんではないかとささやかれてたのに。。人間って強いわ！医学もすごいわ！

まだ声に力はないけれど、うん、会話できてる。
アタマは元どおりだ。
でもやっぱり左半身が動かない。
彼は飄々としてて、希望も持たないが悲観もしてない。
ただ今のこの一瞬を踏みしめて生きてるみたいだ。

富士山を見ながら来たことを話すと、Kちゃん（奥さん）が彼に「Mちゃん、紅葉見に行こうと言ってたのに行けなかったね」と言った。
彼は「行こうと思ったらちゃんと日を決めて、その日にちゃんと行かなくては
ダメだな。こんなことになって行けなくなることもあるから。。」

うん！わかるわかる！同じ気持ちだ。

ひとしきり、自分のときはこうだったそうだったと、くも膜下話で花が咲き？
「また、来るね」と言うと、「戦友だもんな」って・・・
そうだね、ダンナ、waka、あんたと同じ病気を患ったんだもんね。

waka夫婦は、こうして闘いに勝った。
だからあんたもね！
なんだかジーンとしながら病室を後にした。。

そして帰りの車の中で・・・・あ゛っっっっっ（○□○）！

「帰っちゃいかんのだよ～！お見舞金渡すの忘れたやん！」

・・・明日行く義弟に託した。。　

明日より今日

日曜日のwakaはここにいたぞ～～！
（ＴдＴ）アウ・・・残念でした～！
wakaはパート仕事でした～（ｉΘｉ）

ずっと日曜日のお休みはwakaの指定日だったんだけど、同僚のひとりが
みかんの季節だけ月１回だけ日曜日お休みさせてって言ってきた。
なんでもいつもはダンナさんがやってるけど、たまには手伝ってやりたいとのこと。
その人農家でも何でもないんだけど、みかんの木が少しあるらしい。。

（え！？）と言う顔を押し込めて、「いいわよ～」
お店が休みだから日曜日休みたいっていうのは、wakaのわがままだし、
今まで他の人もいいよって言ってくれてたから、暗黙にシフトをそう組んで
もらっていた。

日曜日仕事に出ることになると、wakaとしては２週間休みがなくいつもダラダラ
仕事しているようなものだし、日曜日に３時ちょっと前に家を出なきゃならないって、出かけることも家の中のことやるにしても、なんにつけても中途半端な
時間なんだ。

でもさぁ～仕事させてもらっているんだからそんな言い訳通用しないんだよね。
ρ（▼◇▼）ノ.はーいっ！
同僚には優しくしよう～！
ρ（▼◇▼）ノ.はーいっ！

でさ、おバカwaka夫婦どうしたと思う？
日曜日出かけられないなら、今日（パート休みの土曜日）でかけよっか！
気になる場所、それも夜じゃなきゃ意味のない場所・・・
以前なら考えもしなかった行動。
４時に閉店ガラガラ～！
嬉しいことに最近小売のほうがパッとしないから、心置きなくそれが出来てしまう。（ん？それって、嬉しいことかぁ～？！）

どこへ行くにもまず天城山を越えなければいけない。
途中『昭和の森』で暮れなずむ紅葉を撮る。

　　　　

なかなかいい色になっている。

　　　　

誰もいない。
ここはりっぱーともよく寄ったな。

しかし調子が良かったのはこの先ちょいまで。。
いきなり渋滞にぶち当たる。
そうだ、この時間は上りは混むんだわ。
しばし様子見して、見切りをつけたら早い。
「今日は帰ろう」即Uターン、帰路へ。。
(＠゜▽゜＠)ブァッハハ！・・何しに出かけたんだか。

なぜwaka夫婦はセカセカ走ってしまうんだろう・・
それはいまだくも膜下出血の病床にいる彼と、そしてもうひとり病気が発覚した
ある彼女のことが起因してる。

その彼女、ふらりとお店に現れた。
「あれ～Y子さん、久しぶり～ちょっと痩せた？」
「そうだよ、病気で入院してたんだもん」
「え～～？！知らなかった～なんの病気？」
「乳癌だったんだよ。左胸切り取っちゃった」
まさか・・・
「東京の病院退院して、ついこの間まで抗癌剤打ってたんだ」
「アタマ丸坊主で、これかつらだよ」
きれいな顔の彼女にはよく似合っていたけれど、言葉に詰る。
抗癌剤の副作用は、それはそれは過酷なものらしい。
今も食べると吐き気がするし、横のものを縦にもしたくない無気力感に、
ただ１日を天井を見て過ごすこともあるという。
そしてふと気がつき、こんな私でいいのかという焦燥感で、また落ち込むという。

働き者で、お洒落で、同じ年齢だけど若く見えた彼女。
今そこでおしゃべりする彼女は、精気のない病気と闘い疲れた彼女。
「焦らないで。またきっと元気な自分にもどれるからね」
そんな気休めの言葉しかかけてあげられなかった。
でも、気晴らしにおしゃべりできて、寄ってよかったって笑顔で言ってくれた。

そんな相次ぐ身近な人のことで、”明日はわが身”をしみじみ実感した。
たまたまwaka夫婦はこうして復活できたけど、この次はどうなるかわからない。
どこにも出かけられないカラダや、何もしたくないココロ、空っぽのアタマになるかもしれない。

『明日はきっと来るだろう』の希望的観測はやめて、
『今日はこうして生きてます』にしよう。

『困らない老後のために今我慢』じゃなく、
『たくさんの楽しい思い出を持っている老後』にしよう。

アリとキリギリスで言えば、キリギリス生活？
寒い冬の外はイヤだけど、暖かい部屋で寝たっきりもイヤだ。

勿論やるべき仕事はやる。
でもあるときには、楽しみを優先的に追求したい。
今の時点での楽しみって、そこら辺にちょこちょこでかけること。

こうやって書いてるけど、迷いもある。
やっぱり老後は暖かい部屋がいいとか・・
きっと年取って泣くぞ～とか・・

お金もあって、楽しい思いでもあって、健康な老後なら言うことないが、
お金はまず期待できないし、健康のほうもカラダ酷使してるし検診もマメじゃないから自信はない。
もしかして老後なんて自分に来ないかもしれないしぃ～

隙間風が吹き抜ける部屋で、アタマのかすみの一部に残る思い出話を、
歯の抜けた口で通じるのか通じないのか話し合うwaka老夫婦。
あんなとこ行ったねぇ～こうしたねぇ～

あそこに行きたかった、こうすればよかったって話し合うより、
あったかいじゃああ～りませんか。。

土曜日に行きそびれた場所。
行きそびれたまんまになりませんように・・

不確かだけど、ある歌に『明日が来なくてもいいと思うほどの今日にしたい』と、あった。
そんな気持ちわかる。
今日がいい日だと明日に繋がるよね。

段々何を言いたいか意味がわかんなくなったけど、要するにwakaのココロで
生きていくための優先順位が変わった。
何かが弾けた！！

前を向いて・・

先日の続きだけれど、歩いていたら懐かしい場所発見。

　　　

８年くらい前になるんだろうか、「わかわか会」の最初のお泊り旅行が
この湯ヶ島温泉だった。
向こうに見えるのが、そのとき泊まった旅館の新館と旧館をつなぐ
渡り廊下。
右側フロントから案内されて、この廊下渡ったとき、外の風景見て
思わずみんなで感嘆の声上げたものだ。
囲われたつり橋って感じだった。
その時はあっちからこっちの景色見たんだな。

でもその数年後、新館のほうは閉められ、今旧館のみ営業しているらしい。
旧館の部屋は今まで泊まったなかでNO１にあたる部屋だった。
古木の重厚さとぬくもり、欄干の渋い輝き、畳の温かさ、二間続きの広さ、
大きな障子、川のせせらぎ、旧家ってこんな造りなんだって思わせる。

ご時勢の営業不振ってやつか。
こんな由緒ある旅館なのになぜかなぁ～？
でも旧館が営業しててよかった。
では、この渡り廊下はもう使われてない？？

商売は先行きが読めない時代。
明日はわが身だ。
人間だってそうだ。
この前話したくも膜下出血で倒れた義弟の友人。
つい先日１９日ぶりに目が覚めた。
もうこのまま眠っているのかとあきらめかけていたところだったので、
みんなで驚き喜んだ。

目を開けて問いかけに反応はするが言葉がまだ出ない。
そして喜びの次には過酷な現実が・・・
左半身麻痺。
本人はどう受け止め、妻はどう支えていくのか。
リハビリでどのくらい回復できるのか。
商売（ホルモン焼き）はどうするのか。
子供は独立しているが、彼の母が施設に入っている。
ふたりにとって、これからが闘いになるんだろうな。

今、巷ではある替え歌が流行ってるらしい。
坂本九さんの『上を向いて歩こう』を沖縄出身の男女二人のユニット
kotobuki（寿）が歌う『前を向いて歩こう』

初め茶化してるだけかって思ったけど、これはこれでいい詩だなって、
なんか最近つい口ずさんでる。
そして友人夫婦にも捧げたい歌だ。

聞いたことのない人のために・・・・

『前を向いて歩こう』

　　　前を向いて歩こう
　　　　涙がこぼれてもいいじゃないか
　　
　　　泣きながら歩く
　　　　ひとりぼっちじゃなかった夜

　　　幸せは空の上には　ないよ！
　　　　幸せは胸の中に　肝（チム）の奥に

　　　思い出す愛する人を
　　　　ひとりぼっちじゃなかった夜


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　　　　

『湯の道』散策の後、すぐ近くにある明徳寺で、名物の草もちを買った。
早速１個は車の中で・・・おいしかった～
一旦家に帰り、ちゅうれんにご飯をあげてから、母宅で夕飯を一緒にするため
出かけた。
帰ってきたら・・・Σ(￣□￣lll) 白いトレーが錯乱してた～！！

くっさもち、くっさもち・・・
ちゅうれんに残りふたつとも食べられちゃったよ～～（ＴдＴ）アウ・・・
wakaが忘れてバッグの中に置きっぱなししたのが悪かったんだけど、
なんと浅ましい！！
草もちの恨みは恐ろしいぞ～～(◎｀ε´◎ ) )===3 )))) ブー ブゥーー!

そんなちゅうれんのために歌がひらめきました。

『下を向いて歩こう』

　　　下を向いて歩こう
　　　　何かが落ちているかもしれない

　　　嗅ぎながら歩く
　　　　しっぽフリフリの土手

　　　幸せはおかあさんとお散歩
　　　　幸せは腹いっぱい食べること

　　　下を向いて歩こう
　　　　何かが落ちているかもしれない

　　　嗅ぎながら歩く
　　　　なんにも落ちてなかった土手　

ごめんなさ～い！
wakaのほうがおもいっきり茶化してしまいました～ワン！

　　　　

「待て」はどんだけでもできる、いー子でもあるんだけどねぇ～

久しぶり孝行

この日の日曜日は曇り。
かなり寒い。
が、今日は母をミニドライブに連れ出そうと、午後１時に約束した。
迎えに行こうと外に出ると、なんと小雨が降ってる～

どうしようか？やめる？
でも折角でかける準備したのに。。
思い切って出かける？
傘さしてプラプラするのもいいもんだよ。
ちょうど弟も休みだし、たまにはみんなで。
出かけるだけ行ってみようか？

てなわけで、出かけてみました。。

白煙立つ天城の山並みが少し色づいている。

　　　　

天城湯ヶ島にある『湯の道』をぶらり。

　　　　

この湯ヶ島温泉はしなびたいい味かもし出してる。
雨降ってるからさっさとメインの場所へ。。

『出会い橋女橋』

　　　　

『出会い橋男橋』

　　　　

そっちからこっちから、渡ってきた男と女。
ガチンコしたら恋のチャンス。

　　　　

真ん中でハートのモニュメントがお出迎え。

　　　　

母娘が仲良く収まって、色気ないネェ～

　　　　

落ち葉模様の木の橋も、オツでしょ。
のんびり散策すると４５分くらいはかかるみたい。
もっと紅葉し始めたら、きれいだろうな。

母はめっきり足が弱くなった。
ちょっとした階段でも心臓バクバクするって。
ホントにのんびりのんびり・・・

気持ちはね、近場でいいからもっともっと外に連れ出したいけど、
ダンナは最近遠出を楽しみにしてるし、休みは限られてるし、
ちょこっとその狭間で、wakaの心は揺れる。

やっぱダンナ優先になるのかな？
娘としてはおしゃべりに顔を出すのが関の山か。。

でもわりかしダンナも協力的だから、３０分くらいぶらりぶらり出来るところが
あったら、これからもなるべく連れ出そう～

どこ？

日曜日のwakaはここにいた。。

　　　　

・・・「清水港」

朝起きるとダンナ、「よし、出かけるぞ～！」
「どこに？」
「三保に行ってみるか。懐かしいぞ～」

確かに、三保の松原にはむかーし子供が小さい頃行ったきりで、どんなとこかも
忘れてしまってる。
フ～ムム、でもちょっと・・・
しかし先週の自分だけ楽しんできた負い目があるから、イヤとは言えない。

さてさて、駿河湾だよ～

　　　　

出かけるときはちょっと肌寒かったけど、だんだんあったかくなってきた。

　　　　

富士山も姿を現していた。

　　　　

・・・がなんか様子が変？
先週の富士山は確か頭に白いものがあったような？
でも今日はすっかり消えてたわ＾＾；

途中「由比漁港」へ寄る。

　　　　

細長ーいここは船の停泊所なんだろうか？
どこから海だ？って奥のほうに行ってみたら、東名高速（左側）のガードをくぐって出漁するみたい。

ここで母に名物の桜海老を購入。
近くで行列ができてたから、なんだと思ったら桜海老のおそばやどんぶりものの
お店屋さんだった。
みんな外で食べてた。

ちょっと名残惜しいが、とにかく三保へ向かおう。

清水についた。。

　　　　

『エスパルスドリームプラザ』を横目で素通り。
そして最初の写真の清水港でぶらりして。。
清水港と伊豆の土肥まで駿河湾フェリーが出ている。
乗って来たかったけど、乗船券が高かったからよした＾＾；

そして三保の先端へ。。

　　　　

気持ちよかぁぁぁぁ～～！！！

三保の松原でーす！

　　　　

　　　　

みんな長年生きてるようで、かなり腰が曲がってるわ。
ごくろうさまでーす！

そしてもっとも愛され見られている松。

　　　　

『羽衣の松』
松葉なんかもうくっついてない状態。
あちこち支えられて、それでも毅然と頑張っている。
がんばれ～～～！！

帰りに、三保にあるお蕎麦屋さんに寄る。
wakaたち食べ物屋に寄るの珍しいよ。
ちゅうれん車で吼えてるから気になって入られない。
でもおそばなら早く戻れるから、っていうかなんか気になるお店だったから。
　　　　
　　　　

女性スタッフばかりで、２０人も入ればいっぱいなのに、入れ代わり立ち代り
人が食しに来る。

　　　　

うん、見て納得、食べて納得。
桜海老のかき揚げそば、５８０円。

で一句・・・『さくら色　ぱらぱら砕け　つゆに舞う』

帰りは東名高速を走る。
目的は『富士川SA』

　　　　

ここは変わってるよ。
高速使わない人でも入場できる。
もち車は外の駐車場に置いて、人だけだけど。。

だから他のPAと雰囲気が違う。
フリマーやってたり、そして・・・

　　　　

こんなおじさんバンドが楽しそうに演奏してる。
ワンコも多くてアットホーム的で、のんびり過ごせる。

　　　　

ここではちゅうれんにりっぱーのリードをつける。
以前ダンナがりっぱーをここに連れて行きたいなって言ってて、
実現できなかったから。。

みんなでぶらりぶらり。。
すると突然目の前にゴールデンが現れた。
それまで、逢うワンコはみんな小型犬だったのに。。
９歳でオスで顔も毛色も大きさもりっぱーには似ていなかったけど、
すっごい嬉しかった。
ちゅうれんも懐かしそうに鼻クンクンしっこ。
りっぱーが導いてくれたのかな？

あっちを見れば富士の街。

　　　　

こっちを見れば、どーんと富士の山。

　　　　

無料休憩所があって、みなこの景色を見てぼーっとしてた。

こんなにしょっちゅう、あちこち行っていいのだろうかって思う。
交通費、ガソリン代はかかるが、ほかはたいして買い物するわけでもないし、
食事代もかけない。
大半はただの自然探索。

今思うことがある・・・またゆっくり書こう。。