淡路島の一期幾会(旅館若潮ブログ)

活魚料理旅館 若潮 で日々のお仕事を通じて”淡路島の魅力”を伝えていきます

町の色

2012-11-08 21:06:38 | つぶやき

先日、当館の前に立っておりました看板の改修が行われました

昔、徳島までの航路があった頃に建てられ、四国からの玄関口として栄えた時代の象徴的存在として

40年以上その役目を努めてきましたが老朽化によりこの度、その時代にはなかったこの地域の新たな価値

‘うずしお温泉’の看板として生まれ変わることになりました

ちょうど最寄りの高速道路から下りられて右に曲がると当館、若潮

左に曲がるとホテルアナガさん、そしてその先を上っていくとうめ丸さん

そしてそして、その先には丸山地区の旅館民宿のお宿さんへと続きます

時代は変われど、この近隣の宿の陸路の玄関口として今も健在しておりますので目印にどうぞ

 

 

 さて、こちらが40年以上町の象徴を示し続けた看板

‘ 瓦の町 ・ 活魚料理の町 ・ 西淡町 ’

 

残念ながら8年前の市町村合併で南あわじ市となり‘西淡町’ではなくなり

大きく包まれるとどうしてもそうなることは止むを得ないのかもしれませんが

「ここはこんな町です!」というような町の色も少しぼんやりしてしまったような感じがします

そのぼんやり感を明瞭に、そして新たな価値観を生み出す試みや活動が

この淡路島のあちこちで起こっているのをここ数年強く感じるようになりました

 

そんななかのひとつの活動‘淡路島はたらくカタチ研究島’に今参加させていただいていて

先日行った昔、瓦の積み出し港だった石積みの津井港でちょっとした試みのなかで

( 瓦人さんのブログでどうぞ → 11/5   The only value - この地にしかない価値 -

30年後にあってほしい未来のために自分たちが、今為すべきことの大切さについて

話しが向いた時、とても共感の得られる言葉がいろいろ出てきました

内から出る故郷への愛着や思い入れとそれを客観的に判断してくれる

外からの様々な分野からの視点や方法が合わさっていくことで

まだまだ起こり得るいろんな可能性へのカタチに繋がっていくように思います

 

真新しく立った看板の30年後、そこに書かれている言葉に

その結果のひとつがあるのかも知れません

 

 

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