今年も女流書家 籠瀬提花 さんから干支に因んだ書を
いただいた。
読み方や内容がよくわかるように説明文もつけて下さ
った。
説明文:-
「犬馬難 鬼魅易」―犬馬(けんば)は難(かた)く、
鬼魅(きみ)は易(やす)し―
これは「韓非子」(かんぴし)に出ている斎王と画家
との問答の言葉です。
画を描く場合、犬や馬のように、すべての人が常に見慣れているものは描き易いように見えますが、実は難しい。これに
反して、鬼や魅(怪物)のように、人が見たこともないものは描くのに難しいように感じますが、実はその方が簡単に描
けるというのです。
なかなか含蓄のある言葉ですね。有難うございました。