少女

2023-09-24 15:36:07 | 村下孝蔵
村下孝蔵



白い壁を染めて 草笛が響く丘
菜の花と そして夕月
切れた鼻緒 帰り道の少女が一人
灯りが 恋しくて 震えてた
かすりの着物 おさげ髪には
飾りなど ありません
服を着せかえても 人形は
言葉など 知りません
ふり向いて 僕を見つけ
うれしそうに 微笑んだ
名も知らぬ あどけない少女よ
青いホタル 今も 甘い水を 探して
見つけられず 迷い込んだ

セロハン越し のぞいて見ていた 大きな空に
まだ星は輝いていますか
遠くへ 飛ばそうと 紙風船
たたいたら 割れました
大人になっても 夕立ちに
ふられてばかりいます
あはれ 恋も知らないで
まつげ ぬらした 少女は
悲しき 夕焼けの まぼろしか
ふり向いて 右手を振り
うれしそうに 微笑んだ
いつか見た 僕だけの少女よ
おさげ髪には 紙風船



この曲「少女」(しょうじょ)は、村下孝蔵の楽曲で、1984年4月1日にCBSソニーよりシングルとして発売されました。

村下のデビュー4年目、7枚目のシングルです。

また、同年発売のアルバム「花ざかり」の6曲目としても収録されてます。

シングル版では伴奏が生演奏なのに対し、アルバム版では打ち込み。

この「少女」のメロディーは、村下孝蔵とプロデューサーの須藤晃が共に好きだった中森明菜が歌うイメージから出来上がったといいます。




















































































































 
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