十六夜物語 雅夢

2018-09-10 09:06:23 | マスターお薦め曲
十六夜物語 雅夢


かげりゆく恋のせつなさ 
托しながら
浮かべた笹舟は
頼りなく夜にゆらゆら
流されて
貴方に届きはしない

もう一度 強く抱かれて
疑うことを忘れたい
十六夜の月はおぼろに
別れのかげ宿して


言葉より確かなものが 
あるのならば
与えてほしいのに
優しさの影にかくした 
さよならを
薄々感じています

移りゆく人の心に
変わらぬ愛を きざみたい
十六夜の月はあわれに
別れのかげ宿して



十五夜なら知っているけど十六夜は初めて聞いた、・・・そういう方が多いのではないでしょうか。

十六夜は、陰暦の8月16日の夜、またはその夜の月のこと、もしくは陰暦の16日の夜、またはその夜の月のことを指します。

月の名称と言えば、お月見をする十五夜が有名ですが、実は十五夜は旧暦の8月15日の夜だけを指すわけではないのです。

十五夜とは月が最も満月に近くなる日として、旧暦の8月15日以外の月の15日も十五夜と呼びます。

しかしながら、旧暦の8月15日は「中秋の名月」として昔から特別視されていました。

そして、この十五夜の翌日の月を「十六夜」と呼ぶのですが、その理由について・・・

十六夜には、2つの読み方があります。

一つはそのまま「じゅうろくや」と読むもの。

そしてもう一つは「いざよい」と読むもの。

パソコンやスマートフォンで「いざよい」と打つと十六夜と変換されるため、こちらの方がより一般的だと言えます。

いざよいとは、躊躇うという意味の動詞「いざよう」の連用形から名詞となったものです。

月の出の時刻は一日に約50分ずつ遅くなると言われており、十五夜よりも月が遅く出る様子を「月がためらっている」と見立てたことから、十六夜をいざよいと読むようになりました。

また、既に望月(満月)を過ぎたという意味から、十六夜を「既望」と言う場合もあるようです。

十五夜は一ヶ月の中で、形が最も真円に近付く夜、またはその夜の月を指します。

一方の十六夜は、十五夜を過ぎていることから真円から少し欠けた状態となりますが、実際には旧暦の14~17日頃が満月にあたるため、必ずしも十五夜が満月とは限りません。

ゆえに、十六夜の月も十五夜に負けず劣らず美しいものであるということがわかります。

月の名称にはこの他にも、「上弦の月」「十日夜」「立待月」「寝待月」「下弦の月」「有明月」など、月の様子を記した呼び方がいくつもあります。

これらの意味をなぞらえながら、月を眺めてみるのもよいかも知れませんね。


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