小田原城に行ってきました(2024年9月22日)。
ほんとうは「神奈川県立 生命の星・地球博物館」に行くつもりで東海道線で小田原駅まで来たのですが、箱根登山鉄道が停電のため不通になり復帰の見込みがわかりません。博物館に行くためには、箱根登山鉄道で3駅目の入生田(いりうだ)駅まで行かなければなりません。バスでも行けそうですが、なんだか混んでいます。それで、博物館に行くのは断念。
代わりに小田原城に行ってみることにしました。昔、小田原城のお堀のあたりを歩いたような記憶はありますが、まともにお城を見学するのは今回が初です。先に感想を述べると、小田原城は意外にりっぱなお城でした。2回に分けて紹介します。今回は1回目。
小田原駅から歩いて約10分で、城の堀に着きました。
堀に架けられた学橋。帰りはここを渡って出ました。
正規登城ルートだという馬出(うまだし)門土橋を渡って城内に入ります。
通りを隔てた向こうには三の丸ホールという建物があります。三の丸ということは、ここも城の敷地だったようです。
馬出門から入城します。
この小田原城案内図に書かれた赤線の通りに歩いて行きます。
住吉橋。
住吉橋を渡って小さな門をくぐると、
銅(あかがね)門。
銅門をくぐると、門の上で展示が見れるようです。
小田原評定(おだわらひょうじょう)の様子が展示されています。小田原評定とは、聞いたことのある言葉ですが、いまいちよくわかっていないので調べてみたら、ネット上で下のように説明されていました。
「「長引くだけで、いつになっても結論の出ない会議や議論」という意味で、慣用句として使われている。 天正18年(1590)、豊臣秀吉が北条氏の小田原城を攻めたとき、城内で和戦の評定が長引き、ついに決定を見ないまま滅ぼされたことから出た言葉。」
ひと昔前の会社の会議のようです。しかし、仮に会議が短時間で結論まで出ていたとしても、滅ぼされることは変えようがなかったのかもしれませんが。
銅門からは二の丸を隔てて、天守閣がちら見えしてきました。
二の丸から、小さな堀と石垣を越えて、常盤木門に向かいます。
常盤木門に入ります。
本丸に到達し、ついに天守閣が現れました。(つづく)