かめのこうら (お引越し)

後ろから塚越~♪

昨日、SGT第4戦セパンのライヴを見た。久しぶりのTV観戦、面白かった。
富士のSGTは見たはずなんだけど、なんだか、あら今年はこんなカラーリングなんだ、みたいな、笑
GTRの3戦連続PPは、グリッドからスタート前にピットインでチャラ、300のトップタイムは、ウェイト搭載解釈の相違?でタイム抹消。マーキングの無いタイヤを履いてペナルティも、スピンの揚げ句にコース上に横倒しになるグロッキードライバーも、ありえへん~♪な展開。
一番ありえへん~♪だったのは、一度は凌いで、来るハズはないと油断したのか、リアル・ケーヒン塚越のツッコミに、たじろいでラインを開ける平手、真後ろに着いた塚越をクロスラインで交わすつもりだったか、コーナーでインを譲るARTA井沢。ウェイトも違ったが勢いが違った。
5月のFNもてぎ、最後の10周回を雨スリックで走り通し、強烈に男前ぶりを披露したばかりな塚越、SGT4戦目のあっぱれ、笑

山内はFTで、坂本はFCJで、東はFJ1600から、そして中山友貴はF3で走っていた時期を覚えているが、FD出身の塚越のことは良く知らない。名前は覚えているが、自分が見たレースで、頑張ってはいても良い走りを見た、という記憶はない、と思う。トヨタの大島と共に昨年ヨーロッパのF3に参戦していたことは知っていたが、こんな走りをする奴だったのか、と、遅ればせながらに見直した。

ずっと昔F1に、「振り返れば〇〇」と云われたレーサーがいた。様々な展開のなか、長いレースディスタンスに、気付くと何時の間にか前を伺う彼が、そこにいる。それは冷静沈着、堅実確実な走りを評価する表現だが、残念ながら速さの代名詞にはならなかった。
「後ろから塚越」は、シチュエーションは似ているけれど、全く攻撃的なスタンスが違う。
「勢いを矯正したら盆栽」以上に云い得て妙な、ゆらたく名言かも知れない、などと思わず笑った。
良いものを見た、と思う。三度目はポディウムのテッペンを襲う姿が見られるだろうか。楽しみだ。
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