若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

5の合成

2010-02-08 16:13:21 | 個別課題
くりあがりの足し算も引き算もできるようになってきたけど
解き方を見ていると、数えや数字表(頭の中の)に頼っているのがわかる。
だから、「たす1」「たす2」はすらすら解けても
「たす8」や「たす9」になると時間がかかるし、
ケアレスミスも出やすい。

計算は遅いけど、そんなに苦手感を持っていない様子。
もっと自信を持ってできるといいな~、
まずは5のまとまりの概念から、と考えていた時、
障害児向けの算数の教え方の本(特学や支援学校の先生が分担執筆されてます)を
立ち読みしたら、使えそうなアイデアがあったので、早速やってみました。

用意するもの

・公園の絵
・数ブロック(さんすうセットに入ってます。ここでは『かずくん』と呼びます。)
・5のブロックケース(さんすうセットに入ってます。裏にアンパンマンのイラストを貼ります。)
・バイキンマンのイラスト

①「かずくんたちが、楽しく公園で遊んでいました」


②「そこへ、バイキンマンがあらわれました。」
バイキンマン「わははは!ここはおれさまのこうえんだ!どけどけ~~!」
かずくん「うわーん。どうしよう。困ったな~。」


③かずくん「そうだ!こういう時は、5になろう!!」
ブロックをケースにいれる。


④ケースをひっくりかえすと、アンパンマン登場。
アンパンマン「やめるんだ!バイキンマン!アーンパーンチ!!!」
バイキンマン「うわー、やられた~~。バイバイキーン。」
かずくん「わーい!5になると強いね。強いかたまりになるね。」



アンパンマンブームが来てる&見立て遊び大好きのミニはノリノリです。
2回目は自分でやってみて、
3回目以降はブロックの数を減らし、
「あと何個あれば5になれるかな~?」
と、確認。

仕上げにさくらんぼ算のプリント(5になる数の組み合わせ)をしました。
さくらんぼ算は苦手なミニだけど、今日はすらすら。
モチベーション高いせいもあるのかな?

1週間くらい続けてみて、「5のかたまり」が頭に入った頃
「5+○」にステップアップする予定です。

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