若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

心理指導 今年度3回目

2007-06-23 21:09:15 | 療育関係
年長さんになって三度目の心理指導。
私は前回同様、別室のマジックミラーごしに観察でした

心理の先生と一緒に入室してきたミニはとってもおちついた様子。
脱いだ靴をそろえ、先生に「反対だよ」と言われても
冷静に、先生のまねをして自分の靴を並べなおした
おお、さいさきいい

設定された課題は3つ。

①同じ、違う、の概念
同じものが3つ、違うものが1つのパターンで、どれが違って、どれが同じ、というのを先生の質問に答えていく。
「ちがうのどれ」「なんでちがう?」と先生の質問のパターンが徐々に変わっていくのが、さすが!という感じ
「あかいでんわ」「くろいくし」など二語文の練習も兼ねつつ
ミニの理解の幅を広げていこう、というねらいが感じられて頼もしかった

②数の概念
5までの数かぞえの練習。
りんごのフィギュアを使って、やはり質問のパターンを変えつつ
あいまいな理解を補完していく印象でした

③交通ルール
前回先生から提案のあった交通ルールの課題。
手作りの交差点の絵と信号の絵を使い
ミニカーや人形で、ミニが陥りやすい、「車右折時の対向車待ち」の状況や
道路を横断する際のシュミレーションを遊び感覚で行いました。
ここで感心したのは、信号が青の時、先生が提示する文字カード。
「きをつけて わたります」
そう、信号が青だからって、必ずしも安全ってわけじゃないもんね~

セッション終了後、ミニは先生と教室へ。
戻ってきた先生と私で、15分程度の面談をしました。
4月に行ったソーシャルスキルの検査の結果、ミニの発達年齢は3歳5か月。
手指の操作性と自己抑制力が、少し低いとのこと。
自己抑制力については発達の段階でもあるし、心理指導では今は特に対策をたてるということはせず、操作性についてはOT的なことを取り入れていきましょう、というお話でした。

その日もだけど、最近とてもおだやかにすごしているミニ。
先生としても「ホクホク」なんだそうです
私もホクホクだ~~

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