若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

防災ポーチを作ってみよう

2014-10-27 09:23:09 | ワークショップ


防災って、命を守るための大切なこと。

わかっているけど、どうしても面倒でついつい後回しにしがち。

どうしたら面倒でなくなるのか……まずはできることから始めてみたらいいんじゃないのかなって。

そんな発想で「防災ポーチを作ってみよう」というワークショップを企画しました。

参加人数は少な目でしたが、じっくりと、そしてわきあいあいと話し合いができて、とても充実した時間が過ごせました。

まずはとっかかりが作れればという意図だったので、手を出しやすい防災ポーチをテーマに。

防災への備えって、実は果てしないほど種類が多くて、だから手間もかかるし、お金もかかって、面倒になってしまうんですよね。

だからまず、お金も手間もそんなにかからないハードルの低いところから。


防災への備えって実は3段階にわかれます。

0次の備え……「いつもケータイ」=普段から持ち歩く備え、防災ポーチ

1次の備え……「非常持ち出し品」=災害当日に持って避難するための非常持ち出しリュック

2次の備え……「安心ストック」=ライフラインの復旧まで自給自足するための備え、通常3日~1週間分が目安


必要な時系列にわけると、何をどの位準備しておけばいいのかわかりやすくなります。

本来は1次の備えを準備してから、0次、2次に広げていく方法が推奨なのですが、今回は手軽な0次をチョイス。

ワークショップでは、まず親の会発行の防災パンフレットを配布し、市のハザードマップで

避難所を確認してもらい、パンフレットに書き込んでもらいました。

防災メモや、地震直後にやるべきこと、171の使い方、などが掲載されていて、災害直後はかなり役に立つと思うので、

ぜひこれは防災ポーチにいれて下さいね、とお話しました。

(私自身、311の時パニックになって、何をすればいいのかわからない、171の使い方もわからないという状態だったので)


その後、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター発行の減災グッズチェックリストを使って、自分のための防災ポーチに何をいれるのか選んでもらいました。

防災グッズってその人によって必要なものが違うので、お手本的正解はないんですよね。

防災ポーチに関しては、常に持ち歩くための軽量化もポイントだと思います。

必要なグッズの洗い出しがすんだら、選んだ品目をポーチの作成プランシートに記入してもらいます。

それが家にあるのか、ないならいつまでに買うのか、も一緒に記入して、計画倒れ防止(笑)

リストができたところで、グループトーク。内容をシェアしました。

皆さん、有意義な発言が次々と。おかげで加えたい品目が増えてうれしい悲鳴です。


ここまでは、自分用のポーチの話だったので、次は子供用のポーチのプランへ。

通学時に何を持たせるか、外出時は何が必要かをテーマにグループトーク。

これは自分でも悩みどころだったので、ほかの方の意見をいろいろうかがえて、とても良かったです~~。


充実し、楽しい時間を過ごせたと思います。

(参加者の方もそう感じて下さるとよいのですが)


この機会を無駄にせず、のんびりマイペースで我が家の防災プランすすめていきます。

ご参加、ご協力下さった方々、本当にありがとうございました!


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