「自閉症の人のライフサポート」福村出版
ミニが自閉症の可能性あり、と診断された時
最初にダンナが買ってきた2冊のうちの1冊。
当時の私は「自閉症」に関する知識が全くなく
それが自分でもものすごく怖かったので、
むさぼるように何度も何度も読んだおぼえがあります。
でも当時ミニは2歳。
必死になって読みこむのは、どうしても幼児期までで、
それ以降は一応目を通した、といった具合。
まさに定型脳の省エネモード
ようやく学校におけるサポートの章を実感を持って読めるようになりました。
ちなみに「幼児期の療育施設での指導」の章は
ミニの通園先をコンサルテーションされている安部陽子先生が担当されていて
当時は勝手に不思議な縁を感じていました
さて、学校でのサポートの部分を担当されているのは
服巻智子先生。
TEACCHについて、おぼえておきたい記述があったので
自分メモとして書いておきますね。
構造化とはルーティンにはめこむことではない。
自閉症の認知構造ではルーティンが理解しやすいため、最初のとりかかりとして
用いるかもしれないけど、それはあくまで入り口であって、最終目的ではない。
「本当の構造化された教育は、その後に展開するのです。
最初の段階でルーティンをを利用して『視角情報の活用』を学んだ子どもには、すぐ、スケジュールを変更しても対応できるように『視角情報』の多様さと、視覚情報が自分に有用であることを教えます。
ルーティンに頼らず、自分で視覚情報を環境から読み取って行動する力を育てるのです」(本文より)
つまり、構造化とは、視角情報処理能力を育てていくことで
柔軟性をもはぐくんでいくこと
TEACCHにアレルギー反応を起こす人って
構造化=がちがちに行動をかためる、みたいな偏見があるのかな?と時々思うけど
本当は「構造化はフレキシブルさを育てる」ってことを、知ってほしいわ。
ほかならぬ自閉っ子たちのために
ミニが自閉症の可能性あり、と診断された時
最初にダンナが買ってきた2冊のうちの1冊。
当時の私は「自閉症」に関する知識が全くなく
それが自分でもものすごく怖かったので、
むさぼるように何度も何度も読んだおぼえがあります。
でも当時ミニは2歳。
必死になって読みこむのは、どうしても幼児期までで、
それ以降は一応目を通した、といった具合。
まさに定型脳の省エネモード
ようやく学校におけるサポートの章を実感を持って読めるようになりました。
ちなみに「幼児期の療育施設での指導」の章は
ミニの通園先をコンサルテーションされている安部陽子先生が担当されていて
当時は勝手に不思議な縁を感じていました
さて、学校でのサポートの部分を担当されているのは
服巻智子先生。
TEACCHについて、おぼえておきたい記述があったので
自分メモとして書いておきますね。
構造化とはルーティンにはめこむことではない。
自閉症の認知構造ではルーティンが理解しやすいため、最初のとりかかりとして
用いるかもしれないけど、それはあくまで入り口であって、最終目的ではない。
「本当の構造化された教育は、その後に展開するのです。
最初の段階でルーティンをを利用して『視角情報の活用』を学んだ子どもには、すぐ、スケジュールを変更しても対応できるように『視角情報』の多様さと、視覚情報が自分に有用であることを教えます。
ルーティンに頼らず、自分で視覚情報を環境から読み取って行動する力を育てるのです」(本文より)
つまり、構造化とは、視角情報処理能力を育てていくことで
柔軟性をもはぐくんでいくこと
TEACCHにアレルギー反応を起こす人って
構造化=がちがちに行動をかためる、みたいな偏見があるのかな?と時々思うけど
本当は「構造化はフレキシブルさを育てる」ってことを、知ってほしいわ。
ほかならぬ自閉っ子たちのために
勉強になりました。
さすが服巻先生、プロフェッショナル!
やっぱりそこまで意識するとしないじゃ、色々ちがってくる気がしますよね。
くどいほど聞く「スモールステップのつみかさね」「成功体験の蓄積」ってこういうことなのね~~。