若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

5を含む数の合成

2010-02-22 22:30:12 | 個別課題
5の合成の課題、大好きなアンパンマンを使った成果か、
苦手なはずのさくらんぼ算を「大好き!」とまで言い出したミニ。
(まぁ、5の合成ってパターン少ないから簡単っていうのもあるんだけど。)

そろそろ次のステップへ。
ということで、5を含む数の合成の課題。




ふだん、プラスチックかごとおもちゃで電車の見立て遊びをよくしているミニ。
最近はプラレールより、もっぱらこれ。
下手をすると1時間くらい集中してやってる。
利用しない手はない。

用意したもの。
・さんすうセットの数ブロック
・5のブロックケース
・空き箱で作った電車
・駅員さんの人形
・セリフカード
・路線図
・ペットボトルのふた



1.「かずくんたちが駅にやってきました。これから電車に乗ります。」




2.セリフカードを出す。
 「何人ですか?ぱっと見ただけではわかりません。駅員さんは困っています。」

セリフカードを使うのは決まり文句を頭にいれてほしいから。
頭に入ってしまえば、このカードは使わなくてもOK。





3.「こういう時は5になろう!」
   ブロックをケースにいれます。




4.ケースをひっくりかえすと、「5」と書いたシールが貼ってあります。
  「2と5のかたまりを足すと?」
  「7にんです!」





5.「7人ですね。どうぞお乗り下さい」
   ブロックを電車に乗せて、次の駅に向かいます。
   次の駅についたら、かずくんたちを降ろし、ちがう数のブロックで
   また同じように取り組みます。
   路線図に置いたペットボトルのふたは電車の位置を確かめるもの。
   まぁ、路線図はミニの場合あった方が本人が楽しいってだけなので、
   あってもなくてもいいかな、と思います。

6.何パターンか繰り返し、終点についたら
  しあげに5を含む数のさくらんぼ算のプリントをします。


実践結果。
ミニ、ノリノリでした。
ちょっと楽しみすぎて、まずいかなってくらい。
(車内アナウンスとかはじめちゃうし)
でも、まぁ、楽しく学習できたことには違いないので。

5のかたまりの意識が根付くよう、観察しつつ、進めていくつもりです。