若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

緊急帰省

2009-03-22 08:20:34 | 日常
ずいぶん間があいちゃいました。
何をしてたかと言うと、今年100歳になる祖母が亡くなって
葬儀のためにミニと富山へ帰省してました。

ミニはお葬式に出るのは2度めで、
前回はかなり小さかったので、本当に最後のお別れだけだったんですが
今回はフル参加。
私としては葬儀だけ参列して、という形にするつもりだったのに
いとこのりーちゃんと一緒にいたいミニの要望で
結局最後まで参加。
合計6時間あまり、おつかれさまでした。

葬儀の流れをお坊さんが決めるとのことで
(しかもそのお坊さんかなり偉ぶっている方で聞ける雰囲気ではない)
きちんとした予定がわからないままでスタート。
ミニは座っていたけど、お経の声に合わせて声を出してしまったり
会場のひとがくれた飴をばりばり噛み砕いたり。
でも、見通しつかないまま、よくがんばった

焼き場と葬儀場の間を行き来するバスの中では
いとこと並んですっかり車掌さん気分。
「このバスは○○いき、かくえきていしゃ~~」
周りがほほえましく見てくれる年齢でよかった

ちゃんと箸でお骨を拾うこともできました。
はじめ私が手を貸していたら、「ひとりでやらせんと」と
式場のひとに言われてしまい
や、だって、何かあったら
と内心びくびくしつつ、手を離したんですが、結果オーライでした。
落とさなくてよかった。

お骨を持って実家へ戻り、最後のお参り。
その後お坊さんの説教があるのですが、
これが、すごく話の下手なひとで
皆うんざりしつつ、神妙な顔で聞いているところにミニが一言。

「ながいよ」

言っちゃったよ~~~~~~

でも、お坊さんの帰った後、親戚や近所の方々から口々に
「ミニちゃん、GJ!」とほめられていたので
ま、いいか。

その日は大好きなりーちゃんとお泊りできて
翌日もたくさん遊んだミニ。
(写真は実家の庭でままごとをする二人。なぜに橋の上なの?)

お葬式の感想を聞くと

「たのしかった」

え~っとぉ………まぁ、そうだよね

りーちゃんと一緒だったもんね。


他者と常に関係性を持とうとするのは、ミニの特性。
これをいい意味で広げていけたらなぁ、と思うのです。