もたもたしてたら一ヶ月たってた
というわけで、1月の最終週の記事です。
学校を早退し、都内の大学病院へ。
この日は年中の夏からずっとお世話になっていた心理士の先生と最後のセッションでした。
ミニの問題行動に悩んでいた一番辛い時期を支えて頂いた、という思いがあるので
行く前からすでにセンチメンタルモードの私。
ミニはいつもどおりです。
だよね~~。
今回の課題は5種でした。
最初にホワイトボードで予定を確認するのはいつもと同じ。
①言葉づくり
サイコロ(ひらがなが書いてある)をふって、出た文字のつく言葉を挙げるゲーム的な課題。
最初に先生がお手本をやってみせてから、ミニへ。
サイコロには今はまっていることもあり、ノリノリでした。
②これはどんなもの?
ホワイトボードに「牛」の絵を貼り、「これはどんなもの?」と質問。
まず「しろとくろ」と答えたミニだけど「それから?」と先を聞かれると
答えに窮して、困り顔。
「しっぽはどんな形?」「からだは大きい?それとも小さい?」などと先生が
ヒントを出して、それに応じて答えていくと、先生がホワイトボードに書き加えてくれる。
1対1対応ではなく、ものには色んな属性や特徴があるよ、という気づきをうながす課題でした。
これは家庭でも手軽に真似しやすくて、いい!
③○か×か
ソーシャルスキルトレーニング的課題。
実際に使うのはSST用のカード。
「トイレにいったら、ドアがしまっていました。早くあけて!とドアをどんどん叩いてしましました。これは○かな?×かな?」と質問し、「×」と答えると、「なんで×だと思う?」「○にするにはどうしたらいいかな?」と広げていきます。
不適切な行動と適切な行動、両方のカードがあるとわかりやすい。
④どんなきもち
同じくSST的な課題。
まず四種類の表情カードを提示し、「うれしい」「くやしい」などと書いた付箋を出して、「どのカード?」とミニに選ばせます。
次に「お友達と遊んだ時はどんな気持ち?」と質問し、表情カードを選ばせます。
「ゲームに負けた時」のことを聞かれ、「くやしい」を選んだミニ。
「じゃあ悔しい時はどうしたらいいと思う?」と更に質問。
ミニが答えられずにいると「先生だったら、おいしいものを食べると、悔しい気持ちが小さくなるよ」とヘルプ。
それを受けて「アイスクリームをたべる」「じてんしゃにのる」と自分なりの解消法を言葉にできたところで、「おおきいくやしい⇒ちいさいくやしい⇒うれしい、になるね」と絵に描いて、気持ちの推移を提示。
広げ方がプロの技だわ~~。
⑤ぼくのプロフィール
②のどんなものともちょっと通じる、自分のプロフィールについての課題。
まずは自己紹介用のプリントに自分の名前や年齢を書いて
その後、口頭で発表。
「すきないろはあお」ではなく
「すきないろはあおです」と発表の仕方も学びつつ、
発表が一通り終わると、次は先生から質問されて答えるという形でもう一度。
課題のあとはプレイルームで遊ぶミニを横目に相談。
ミニは就寝前の添い寝をしてもらいたがるんだけど
2年生になったらひとりで寝る、と約束しています、という話をしたら
きっちりルールを作るのではなく何かあった時、辛い時はOKという提示をしっかりした方が良いというアドバイスを受けました。
物事には例外があるということだけでなく、今がその時かどうかを判断する力を育てていくというのも大切ですよ、と。
物事は白か黒かではなく灰色もある、ってことを理解していくっていうのはミニにとって大事よね。
ついつい私はその辺の視点が甘いなぁ、と反省。
気づかせてくれる先生がいるので良しとしますか。
お世話になりましたとお礼を申し上げたら
「またどこかでお会いしましょう」と笑顔で返されました。
本当に素敵な先生なんですよ~~~。お別れは残念でたまりません
教えていただいたことを胸にとめて、新しい出会いに期待です
というわけで、1月の最終週の記事です。
学校を早退し、都内の大学病院へ。
この日は年中の夏からずっとお世話になっていた心理士の先生と最後のセッションでした。
ミニの問題行動に悩んでいた一番辛い時期を支えて頂いた、という思いがあるので
行く前からすでにセンチメンタルモードの私。
ミニはいつもどおりです。
だよね~~。
今回の課題は5種でした。
最初にホワイトボードで予定を確認するのはいつもと同じ。
①言葉づくり
サイコロ(ひらがなが書いてある)をふって、出た文字のつく言葉を挙げるゲーム的な課題。
最初に先生がお手本をやってみせてから、ミニへ。
サイコロには今はまっていることもあり、ノリノリでした。
②これはどんなもの?
ホワイトボードに「牛」の絵を貼り、「これはどんなもの?」と質問。
まず「しろとくろ」と答えたミニだけど「それから?」と先を聞かれると
答えに窮して、困り顔。
「しっぽはどんな形?」「からだは大きい?それとも小さい?」などと先生が
ヒントを出して、それに応じて答えていくと、先生がホワイトボードに書き加えてくれる。
1対1対応ではなく、ものには色んな属性や特徴があるよ、という気づきをうながす課題でした。
これは家庭でも手軽に真似しやすくて、いい!
③○か×か
ソーシャルスキルトレーニング的課題。
実際に使うのはSST用のカード。
「トイレにいったら、ドアがしまっていました。早くあけて!とドアをどんどん叩いてしましました。これは○かな?×かな?」と質問し、「×」と答えると、「なんで×だと思う?」「○にするにはどうしたらいいかな?」と広げていきます。
不適切な行動と適切な行動、両方のカードがあるとわかりやすい。
④どんなきもち
同じくSST的な課題。
まず四種類の表情カードを提示し、「うれしい」「くやしい」などと書いた付箋を出して、「どのカード?」とミニに選ばせます。
次に「お友達と遊んだ時はどんな気持ち?」と質問し、表情カードを選ばせます。
「ゲームに負けた時」のことを聞かれ、「くやしい」を選んだミニ。
「じゃあ悔しい時はどうしたらいいと思う?」と更に質問。
ミニが答えられずにいると「先生だったら、おいしいものを食べると、悔しい気持ちが小さくなるよ」とヘルプ。
それを受けて「アイスクリームをたべる」「じてんしゃにのる」と自分なりの解消法を言葉にできたところで、「おおきいくやしい⇒ちいさいくやしい⇒うれしい、になるね」と絵に描いて、気持ちの推移を提示。
広げ方がプロの技だわ~~。
⑤ぼくのプロフィール
②のどんなものともちょっと通じる、自分のプロフィールについての課題。
まずは自己紹介用のプリントに自分の名前や年齢を書いて
その後、口頭で発表。
「すきないろはあお」ではなく
「すきないろはあおです」と発表の仕方も学びつつ、
発表が一通り終わると、次は先生から質問されて答えるという形でもう一度。
課題のあとはプレイルームで遊ぶミニを横目に相談。
ミニは就寝前の添い寝をしてもらいたがるんだけど
2年生になったらひとりで寝る、と約束しています、という話をしたら
きっちりルールを作るのではなく何かあった時、辛い時はOKという提示をしっかりした方が良いというアドバイスを受けました。
物事には例外があるということだけでなく、今がその時かどうかを判断する力を育てていくというのも大切ですよ、と。
物事は白か黒かではなく灰色もある、ってことを理解していくっていうのはミニにとって大事よね。
ついつい私はその辺の視点が甘いなぁ、と反省。
気づかせてくれる先生がいるので良しとしますか。
お世話になりましたとお礼を申し上げたら
「またどこかでお会いしましょう」と笑顔で返されました。
本当に素敵な先生なんですよ~~~。お別れは残念でたまりません
教えていただいたことを胸にとめて、新しい出会いに期待です