若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

我が家のプチ構造化

2006-10-04 19:04:40 | 家庭での支援
ミニの着替えコーナーです。
画像が見づらくてすみません。
どうしたらうまく撮れるのかしら…。

うちは手狭なこともあって専用のバスマットを敷くことで
ここが着替えのエリアということを示しています。
手順を指示するボードはおせんべいの入っていた缶の蓋を再利用。
カードは裏にマグネットが貼ってあり
入浴後や朝の着替えなど場面に即したものを使えるようになっています。
着替えの衣類はカードと同じ順番になるように重ねておきます。
脱いだものはミニが自分で隣の「おわりボックス」にいれます。
ちなみに、おわりボックスは通園施設のものに似せてあるので
ミニの理解もスムーズです。
着替えコーナーの準備はママの担当ですが
おかたづけはミニのお仕事。
着替えが終わったあとはバスマットをたたみ
黄色い着替えかごにしまって
その上におわりボックスを重ね
所定の場所(わかりやすいようかごと同じ色のシートを敷きました)へ
片付けます。
この手順は一度私がお手本をやってみせただけ。
(アバウトきわまりない視覚支援でごめんよ、ミニ…)
しかし、手順が通園施設の活動とかぶる部分があるせいか
ミニにとってはわかりやすかったようです。
2回目以降はほとんど声かけなしで、片付けてくれるようになり
ママらくちんで、母子関係円満。

視覚支援や構造化がここまで有効なのは
一年半の通園生活がミニの中でちゃんと経験として蓄積され
力になっているからだと感じます。
通園前のミニに同じ支援をしたとしても、現在と全く同じような効果は
実際期待できない。
スモールステップを積み重ね、成長していってるんだなぁ、と
しみじみしてしまいます。
日々真剣に関わってくれている通園施設の先生方に感謝。
そして一年間の母子通園は辛かったけど、がんばった甲斐がありました!

さて、この支援
できれば衣服を自分で準備、選択というところまで
どうやって進めていくべきか。
今はこういうことを頭の中で試行錯誤するだけなのですが
実は、月末から同じ通園施設のママたちとグループワークを
始める予定です。
文書化したり、話すこと、他のひとの意見を聞くことで
子供にとって今どういう支援が必要なのか
あらたな視点で考えていけると思うと、どきどきわくわくします。

ま、あまり肩に力をいれず
できることから、なんですけどね。