若葉マークと星のこども

自閉っ子といっしょに~ゆるい感じで日々構造化~

夏休みが始まりました

2010-07-22 16:25:58 | 家庭での支援
余暇支援ワークショップで色々いい刺激を受けたので
今年の夏休みはちょっと楽しみだった私。

1学期の間アレぎみだったミニも最近ようやく落ち着いて
夏休みで学校に行けないことを残念がって涙するまでに。
終業式の日は担任の先生と握手をして別れを惜しみました。

さて終業式の日は午後から療育手帳の再判定。
帰宅して、すぐ外食、そのまま児童相談所へ。
炎天下、歩いての移動はきつかったです。
無印のレモン水を飲みつつ、二人で歩きました。
判定は思ったよりも長丁場。だいたい二時間くらいかな。
検査の結果は、知的には7歳6か月程度で境界知能とのこと。
正直、そんなにできないと思うんだけどなぁ。
自閉の特性に私がまどわされてるのかしら。

帰りはツタヤへDVDを返却したり、で随分歩いた一日でした。

さて夏休み初日。
朝体操して、お勉強をして、いざ学校の図書開放へ。
ママは読み聞かせの会の準備があったので、ミニを図書室に置いてバタバタ。
大型紙芝居の読み手を担当することもあって、練習もあるし。
そんな時、ミニがうっかり離席して、自分の椅子に他の子が座ってしまったことに
気づいてパニック。
廊下へ連れて行ってなだめていると、読み聞かせサークルのママが
「席ゆずってくれたよ」と報せに来てくれて、ようやく落ち着いて部屋へ
戻ることができました。
席をとっておくスキル(?)を教えないといけないなぁ、と思ったり
相手の子に悪いことしちゃったなぁ、と落ち込んだりしたせいか、
読み聞かせ会の後、いきなり発熱してしまった私。
しかし、しばらく気づかず
「なんか頭いたいな~」と思いつつ、
ミニと昼食クッキング。
NHKひとりでできるもんどきどきキッチンの本を参考に
「かぼちゃととりにくのてりやきどん」を作りました。
私も手伝ったけど、メインはミニにまかせて。
袋の鶏肉と小麦粉をいれてしゃかしゃかしたり、
包丁であさつきを切ったり、がんばってました。
計量がまだちょっと難しいかんじ。

お腹がいっぱいになったあとはいよいよ頭痛がひどくなり
前日の疲れが残るミニと二人で、二時間がっつり昼寝をしました。
お部屋の大掃除をする予定だっけど、しかたないよね。

はりきりすぎて、初日から体調くずしてちゃいけません。反省。

ミニは今日はデイサービスへ。
ママはもう一度読み聞かせ会に参加して、
その後は図書の先生との茶話会。
絵本について色々おしゃべりしていたら、すっきりしなかった体調が
不思議とよくなってました。
おしゃべりセラピー?

猛暑日、真夏日が続きます。
皆様も体調管理に気をつけて、楽しい夏をお過ごし下さいね。

パフェ?

2010-07-06 17:43:35 | 家庭での支援
生活単元学習で作ったパフェを作りたい、と
ミニが言うのでおうちでも。

フルーチェを作って、その上にフルーツ缶のシロップを切ったものを
のせるだけ~~。簡単。

しかし久々に食べたフルーチェの甘さにのけぞりました。
こんなに甘かったっけ?

こういう時一人っ子家庭はツライです。

「お母さんもどうぞ」されちゃうので。

お腹ぽんぽんになりました~~

やったらできる

2010-07-05 17:42:01 | 家庭での支援
動物園へ行った時、自分でお弁当をつくったことで
すっかり自信をつけたミニ。
料理のお手伝いは積極的です。

私も、「私がやった方が早いから~」とか「これはまだ無理じゃない?」って
意識があって、できることもやらせてないことが。

思い切ってまかせてみると、意外なことが上手だったりして
びっくりします。

準備が大変だったりもするけど
達成感に目を輝かせる子供の顔は、
親にとっても、あまーい強化子。笑

写真はピーマンの肉詰め。
意外に上手にできたので、パパの分も作ってもらいました。

「それは、ボクが作ったんだよ」
「そうか~、ありがとう」

父と子の会話もはずむ。
よしよし。


最近は流水麺(茹でる必要なし、水洗いして使える麺)を使って
サラダ麺をよく作ってます。
夏だね~~。

えんぴつの持ち方2

2010-06-03 12:58:59 | 家庭での支援
トークンだけでなく、視覚支援も。

えんぴつの持ち方を楽しい歌(?)にして紹介してるサイトがあったので
それをプリントアウトして見せました。
ミニの反応は上々。
ただ、使用したのは初日だけ。

ひとさし指に力が入りすぎてるのかな、
どうしてもえんぴつが前に倒れがちなミニ。(ちなみに私も気をぬくとそうなる。笑)
写真だと見づらいですが、人差し指のつけねのあたりにシールを貼って目印にしてます。
これはわかりやすかったみたい。
時々自分でえんぴつの位置を確かめていました。

えんぴつの持ち方

2010-06-03 12:47:37 | 家庭での支援
えんぴつの持ち方が懸案事項となって、気づけばまる2年経過。

さんかくえんぴつや矯正グリップを使ってみても
視覚支援をしてみても
効果は今ひとつで。

なんとなくずるずると過ごしてしまったな、とあらためて反省。

うまくいかない時は課題のレベルを1段下げてみる。
でもその方法を具体的にイメージできなくて。

トークンにしてみようかな。

今まで、えんぴつの持ち方くらいでトークン使うのってどうよ、と思ってやらなかったけど
でも、それでやってくれるならめっけもんじゃん。
最初は小さな一歩でいいんだ。

そう思って導入したトークン。
これがてきめんでした。

もっと早くやればよかった~と思うほど
ミニの意欲がアップして、正しく持とう、という姿勢が見られるように。

大人の頭もやわらかくしなきゃね、と
教えられた一件でした。

気持ちメーター

2010-05-21 09:38:48 | 家庭での支援
自分の気持ちを視覚化することで、ミニは落ち着くきっかけをつかめる、と授業見学の時に気付いたので、怒りの度合いをメーターにしてみました。これはママの携帯用。同じものを教室の机にいれてもらいました。
ちょっとプンプン!ってなった時に見せて使ってます。
ちなみに裏面には教室でイライラが我慢できない時の手順表です。

あっというまに

2010-04-30 17:13:17 | 家庭での支援
4月も終わりですね。はや~~。

4月のレビューをしてみて、いかに自分がさぼっていたか確認できて反省。
何故目標が達成できないのか。
こたえ=具体的な計画をたてていないからです。あちゃー。

先生が二人とも変わって(3年目になるボランティアの先生がすごくがんばってくれてます。学校に来る時間も早くなってて申し訳ない)
ミニは水面下にふつふつとストレスをためているよう。
小さな爆発がめだちます。

授業参観の時は、しきりとミニからSOSサインが出ていて
正直ちょっとしんどかった。

こういう時こそ、家庭でフォローしなくちゃいけないのにね。

久々の記事がイマイチ重くてスミマセン。

とりあえず前向きに行くぞ~ということで、色々作戦考えてます。
ミニが安心して過ごせるには何が必要かな?

ひとまずママのサボリ防止に無印で週間ノートを買いました。
学習の支援について、1~2週間のスパンで具体的なプランを書き込んで使います。
ステップアップの計画もこのスパンで書き出しておけばわかりやすい(私が)。

軌道修正はもちろんあるだろうから、本当はPCでやった方が綺麗に管理できるけど
うちのPCはミニと同い年。立ち上がりが遅いので、時間がもったいないんだよね。
その点アナログは気楽~~。
スキマ時間でちょちょいと書けるし。

今日は、

1.漢字混じりの自分の名前なぞり書き(主目的は2か月持ち越した課題:えんぴつを正しく持つ)

2.さんすうセットを使って11~20の数の位どり(やはり2か月持ち越し課題:10のかたまりの意識づけ)

3.漢字プリント(2の課題が初めてで自信があまり持てなかったミニ。こっちは慣れているので、すごい集中力でした。)

4.ソーシャルスキル「がっこうのきまりをまもろう」
  下校時に学校の規則で禁止されている「岩石園」に入るのが習慣化してるミニ。
  そんなに強いこだわりじゃないけど、他の生徒から「いけないよ」と言われることも
  しばしば。
  ハイジの人形を使って、どうして岩石園に入ってはいけないのかをロールプレイ。
  ちょっと刺激が強かったらしくバカ笑いしてたので、また日を置いてやってみよう。


課題をしてるときの様子なんかは色ペンでちょこちょこノートに書き込み。
ママのふりかえりに、役立ってね!>ノート

ツールに支援されて、ママもがんばります

姿勢の補助

2009-12-11 15:59:59 | 家庭での支援
下校後の家庭学習中、どうしても姿勢がくずれてしまうミニ。
よい姿勢の絵を見せたりしても、ボディイメージがあいまいなのか
なかなかうまくいかない。

口頭で「背中のばしてね」と注意喚起したら、突然

「かごをつかいます!」

はい?

「せんせいとのおやくそくなんだから!」

そうなの?

課題などの仕分けに使っていたプラスチックかごを
持ってきたミニ。
椅子と背中の間にいれて座る。

窮屈そうだけど、いいの?

足がぶらぶらしていたので、踏み台で置き場所を作り
いざお勉強スタート。

さすがに姿勢はくずれないね。
その所為か、いつもより字が歪まずに書けてる。

「すごいね~。いい姿勢で書いたら、字もかっこよく書けたね!」と
ほめたら、にんまり~~。

こうやって、身体から姿勢をおぼえていくっていうのもアリかな、と
感心したママでした。

09年12月レビュー

2009-12-07 19:30:13 | 家庭での支援
実は明日個人面談なので、早めに月次レビュー。
あんまり今月はがんばれなかったな~(ママが)
ごめんよ、ミニ。


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月次レビュー(12月)
作成日 09/12/07
概観
イベント変更によるショックも過ぎたことで幾分やわらぎ、徐々に落ち着きを取り戻しつつある。
友達をはじめとする周囲の人を気にかけ、認められたい、評価されたい、という気持ちが高まっている。反面、失敗や自分の意思が通らないことに対する拒否反応は強い。
自分一人でできる、という自立心の芽生えが見られる。
学習面、生活面の両方で達成感が大きな楽しみとなり、意欲につながっている。
学校で行ったことを、家で反復する傾向がある。

気になる行動、留意点
教室に一番に登校するこだわりは継続。
遊びながら(テレビ観賞中など)のハンカチ噛みが見られる。

身辺自立や学習の達成度
食事の際、姿勢のくずれが多い⇒どうしても、椅子の上に足をたててしまいがち。椅子の設定を見直す必要あり。
正しくえんぴつを持つ⇒自立心から、こちらの指示をなかなか受け入れない。口出しされること自体への軽い拒否が感じられる。声かけのタイミングに工夫が必要。
簡単な漢字を書く⇒書写ドリル(一年生用)は終了。まだ形が崩れることが多いので、本人のプライドを尊重しつつ、練習を続ける。
読み取りの力をつける⇒主語、述語の取り出しは、自分でプリントを作成するなど、成長が見られる。
足し算⇒10の合成、分解の理解、繰り上がりの計算の理解を進める。
引き算⇒「引く1」は数字表を見ながら、練習中。
お金の計算⇒今月もほとんど手をつけられず。来年に持ち越し。

先月の家庭での目標達成度
漢字学習の習慣化⇒達成できた。本人も自信を持って取り組んでいる。
短文を読んで設問を読み取る力をのばす⇒学校での学習でかなり定着 
左右の理解を進める⇒課題設定ができず、未着手。

今月の家庭での目標
短文を読んで設問を読み取る力をのばす。
左右の理解をすすめる。

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お金の計算も、左右の理解も何ヶ月持ち越しているんだという

何故持ち越しなのか?

答え:適切な課題設定が思いつかないから。

左右については、課題設定のアイデアはあるんだけど
(というか、雑誌で立ち読みした記事に使えそうな事例があったんだけど)
実行するのに、どうもためらいが

いい加減どうにかしなきゃね。

2年生もあと3か月。
年度頭に出した「親の希望」も見直して、明日の面談にのぞみます。
年度ラストスパート、何を目標とするのか。
どう支援して行くのか。