わかちゃんの音日記

音楽をやる中で、日々感じたこと、子供たちとの関りからきづいたことなどを書いていきたいと思います。

幸せホルモンセロトニン

2019-11-20 09:04:45 | 健康
音で人を癒すWEBライターの若ちゃんです。


なんかこの頃よく眠れないなぁとか、

ストレスでまいっちゃうなんて方

多いのではありませんか?


今日は不安を安心に変える「セロトニン」について

お話ししましょう。


セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、

感情や気分のコントロール、

精神の安定に深く関わっています。



セロトニンが不足すると脳の機能の低下が見られたり、

心のバランスを保つことが難しくなります。

また、ストレス障害やうつ、

睡眠障害などの原因になりうることも知られています。


セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれる脳内ホルモンで、

「ノルアドレナリン(神経を興奮)」や

「ドーパミン(快感を増幅)」と並び、

感情や精神面、睡眠など人間の大切な機能に深く関係する

三大神経伝達物質の1つです。


脳は緊張やストレスを感じるとセロトニンを分泌し、

ノルアドレナリンやドーパミンの働きを制御し、

自律神経のバランスを整えようとします。


ストレスが溜まっている時に温泉に入ったり、

リラックス効果のある体操などを行ったりすると

癒されるのは、セロトニンが増え、

ノルアドレナリンが減少するからです。


では、幸せホルモン「セロトニン」を増やす方法を

紹介しましょう。


1食べ物

2リズム運動

3日光を浴びる

この3つがポイントです。


1,食べ物について


セロトニンは脳内で作られますが、

その材料として必須アミノ酸のトリプトファンが

必要となります。


しかしトリプトファンは体内で生成できないので、

食事から摂らなければなりません。


食べ物から摂取したトリプトファンは、

日中は脳内でセロトニンに変化し、

夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。


そのため、トリプトファンが不足すると、

不眠症や睡眠の質の低下を引き起こす

原因となってしまいます。


ではどんな食べ物に多く入っているのでしょうか?

トリプトファンが多く含まれている食材は主に、

豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品、

チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、

米などの穀類などです。

他にごま・ピーナッツ・卵・バナナにも含まれています。

バランスよく主食・主菜・副菜を揃えて食事をすることで、

必要とされるトリプトファンは摂取できます。


2,リズム運動について。


セロトニンは一定のリズムで同じ動きを繰りかえす

「リズム運動」で活性化されることが

わかっています。


この「リズム運動」の中でも最も手軽なのが、

噛むことです。


しっかりと噛むことによって

セロトニンが分泌されます。

普段の食事をよく噛んで食べることが

ポイントになります。


またセロトニン分泌に効果的なリズム運動には、

「噛むこと」以外に「呼吸」と「歩行」があります。

具体的にはウォーキングや歌うことなどが

それにあたります。


どのリズム運動でも、効果的な継続時間があり、

運動を始めて5分くらいからセロトニン濃度が高まり、

20〜30分でピークに達し、

その状態は2時間ほど続くそうです。


逆にやりすぎて疲れてしまうと、

かえってセロトニン神経の機能は低下します。

また、嫌々やっても、効果は期待できません。


毎日できることを5〜30分間行うことが

セロトニン活性のコツといえます。


3、日光を浴びること。


毎日1度は外に出て、日光を浴びるようにしましょう。

セロトニンの分泌が減少すると、

不安になったり、落ち込みやすくなったりするほか、

目覚めも悪くなり、集中力も低下します。


セロトニンは

眠気を引き起こすメラトニンのもとになるので、

セロトニンが不足すると

よく眠れないといった変化も現れます。


逆にセロトニンが増えると、目覚めがよくなり、

頭がスッキリして

ポジティブな気分で過ごせるようになりますし、

表情も明るくなりますよ。



そして自然音もリラックス効果があり、

セロトニン誘発になります。

川のせせらぎや波の音、邦楽器の音もよいそうですよ。


心も体も癒されて幸せになりましょう!


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