wakuwakuなエトセトラ

出来ればこのブログで、読書の経歴と韓流ドラマの変遷を残しておきたいと思っています。

「太宰治」のドラマを見る

2012-08-21 16:01:42 | テレビの感想
豊川悦司演ずる「太宰治」がかっこよかった。
でも、セリフが嘘っぽかった。

ウキペデアを読むと太宰治の詳しいことが分かって面白かった。

 
昭和13年 山梨県の御坂峠の「天下茶屋」で執筆中、井伏鱒二に石原美智子を紹介され、お見合いをするところから、物語は始まる。

結婚する前に、何度か心中未遂をして、一人助かっている。それが太宰の心の中に、黒い影を落とし夢で、何度もうなされ続けいている。
私はたまたまこの心中場所(鎌倉の腰越にある小動岬)近くに行って知ったのである。

でも美智子と結婚し、少しは安穏とした生活が続く。あの有名な「富士には月見草がよく似合う」を口頭執筆させている。

弟子の田中英光・小山清らが太宰の才能に惹きつけられ入門する。

余談であるが、この田中英光は太宰の墓の前で自殺をした人で、芥川作家の西村賢太さんの私小説に影響を与えた人であるらしい(朝日新聞の日曜版に出ていた)

戦争中、空襲が激しくなり三鷹から津軽へ家族で疎開した。その期間はよく書き、家庭人でもあった。戦争が太宰をつなぎとめていた。と、妻の美智子は述懐している。

太宰のファンであり、没落貴族の太田静子が太宰の元を訪ね、それからふたりは会うようになる。「斜陽」のモデルはこの太田静子である。子どもができ、その子の名前は「治子」太宰の名前の一字を与えている。

それと同時に文学かぶれの山崎富栄と抜き差しならぬ関係を続け、太宰の名前の一字を与えたことに嫉妬し、本名の修治の「修」があるではないかと慰められる一場面もあった。

結局、青酸カリで心中をしてこの物語は終わる。

奥さんには3人の子どもがいて、一生懸命育てていたが、本当の太宰の姿が分からずに、これはほかの二人にも言えるのだが、捉えきれずに、迷宮し続けている。でも最後に心中するときに奥さんに宛てた手紙では「あなたはただひとりの私の愛読者だ」と言っている。


最近我が家で流行るもの「ヨーグルト発酵」

2012-08-21 10:42:22 | 料理
一ヶ月ほど前に風邪をひいた。

前にこんな川柳をこのブログに書いた覚えがある。
「人間は 目に見えないものに つぶされる」
そして同時に義母が風邪をひいたことを知って、具沢山の豚汁を作って持ってきてくれたことも書いた。

そしたらそれを見た友人から返し句があり
「人間は 目に見えないものに 救われる」とあった。お見事! 
確かに目に見えないものが、この世や人間を動かしているんだよな~

今回はこの風邪を機に、巷では売り切れが相次いでいる、「R-1」を毎日飲もうということになり、主人がインターネットで、この「ヨーグルト発酵機」を手に入れて、毎日朝飲み続けいている。

      

作り方は簡単。
1ℓの牛乳に、「R-1」を半分ほど入れてからこの容器に入れて、
10時間おけば、「R-1」ができている。
まるっきり同じというわけでは無いかもしれないが、同じような感じがする。
甘さが無いので、シュガーカット液体状をさじ1杯入れて飲んでいる。

その効用かは証明できないが、すこぶる体調がいい。
お試しあれ~

義母のおせち料理

2012-08-21 10:39:56 | 料理
このブログは、去年のお正月、主人の友達の家にお年賀に行ったときに、写真の貼り付け方を教えてもらって、「義母に乞うておせち料理作り」を載せたのが、このブログの第一作目となる。

なんせ作ったのは暮れだから、載せるときには思うように写真が撮れてなかったので、今年こそは去年のブログに細かい写真を載せて、分かりやすいものを掲載しようと考えていた。

しかし、事は自分の思うようにはいかなかった

長男は「年末年始、仕事が忙しくて、帰れないよ」と、言っていた。だから、30日に料理をしようとあらかじめ義母とは話していた。それが、急遽連絡が入り、30日だけ休みになったから、昼から夜まで居られる。という話になり、2日早い年取りを我が家は敢行した。その30日は朝からおせち料理を手伝って写真をバンバン取るはずだったが、昼ごはんを一応私の料理の中では長男が大好物な「鳥肉のトマトソーススパゲッティ」(私が命名)を作らなければならず、結局、細かい写真は取れずに作ったあとの写真がおおむねになった。


では、一年前のブログの文章をもとにして、できる限りの写真を貼り付けていきたい。
                   
ふと自分の生活を振り返った。結婚して約24年。毎日恙無く幸せな生活を送ることができている。これも近くに住む義母たちが大なり小なり私たちを支えてくれていることが大きいと思う。

義母は戦争前に家族で満州に渡り、終戦後は父や兄を腸チフスで亡くし、義母が長女として弟や妹4人を連れて引き揚げてきた、苦労人である。10歳で母を亡くし、その後ずーと家族のために飯炊きをはじめ、掃除洗濯と家事一切を取り仕切ってきた人でもある。
そんな義母であるので、料理の集大成と言うべきおせち料理のすごさと言ったら半端ではない。そんなことを考えたときに、果たして「おいしい・おいしい~、すごい・すごい~」と言いながら、食べているだけでいいのだろうか。これだけのものを作れる人がこんな近くにいるのに、ただご馳走になっているだけでは、余りにも能がないとは言えないだろうか、と考えた。

そこで、今回は、義母からの電話の際に思い切って買い物から一緒に行こうと提案し、主なおせち料理を一緒に作り、教えてもらうことをお願いした。義母つかさず「それはいい。」と快諾してくれたが、「私はみんなによく教えてくれと言われるんだが、味付けなんざ、いい加減なんだよ。だからきちんとした分量が分からないから、ほんと目分量でいい加減なんだよなあ。」との言葉を付け加えた。

今は、ほとんどのものはお金を払えば、手に入る時代。手作りのものは面倒くさいと敬遠しがちでもある。料理は作るより既製品を買ってしまうほうが、特に二人分位を作るなら、手間もかからず費用も安く済むのかも知れない。それにおいしかったりして。

でも、私が今回、一緒に作ってみて感じたことは、料理は面倒くさらずに手間隙かけることが、大切であるということである。塩もみするだけでおいしい生野菜を食べることができ、煮干や昆布の出汁は意外と簡単にとれて、それをほとんどの料理に利用できる。煮しめや伊達巻を作りながら、最終的には何度も繰り返し作り、身体を使って試行錯誤することが最大の秘訣であると感じた

お金を惜しまずにたくさんの材料を買い、余るほどたくさん作る。少し作るよりたくさん作るほうが何故かしらおいしくなる。遅くなると練り物が無くなってしまうということで、暮れの27日に買い物をした。刺身とか飲み物はまだ後に買うとして、また大根ごぼう等の野菜はおじいちゃんが作ったのを使って、 それでもかごで約3つ、値段にして、合計2万8千円ほどであった。でもこの値段で、あれだけの料理ができるとなれば安いものである。

このおせち料理作りはこれからの私のは日常の料理に、変革とバラエティさがうまれることを期待したい。

では、私が毎年ご馳走になっている、おせち料理を紹介しようと思う。
作った順に列挙しておくと、
こぶ巻き・田作り・伊達巻・鶏ひき肉の千草焼き・煮しめ・なますだ。

口取りのお皿には、有り頭海老・ハム・紅白のかまぼこ・黒豆、それと作った伊達巻・千草焼き・田作り・こぶ巻きをきれいに並べ、煮しめ・きんぴら・なます・刺身・吸い物が別々のお皿に盛り付け、並べられる。
ブログの写真がそれであり、これに、刺身と吸い物が付けられて完成である。


    


年取りにはお神酒を飲んで、全部食べる。
例年は、除夜の鐘がなる頃には年越しそばも用意されているのである。
今年は8時頃食べた。

では、こぶ巻きから。
ここで学んでのは、昆布出汁のとり方である。ただ、昆布をぬるま湯に5~6分浸けてから、取り出すだけでおいしい出汁がとれる。このだし汁をお吸い物・お雑煮・伊達巻に使うことができる。
半干しの身欠きにしんを4つに切り、昆布で巻いて、かんぴょうで縛る。鍋に並べて、酒0.5・みりん1・砂糖1・しょうゆ0.5・水1の割合位を入れて昆布巻きが浸すくらいにして、30分~40分煮る。一日たって、もう一回温めて、味を滲み込ませる。

田作り
カリカリになるまで炒って、砂糖・酒・しょうゆを煮詰めて、それに炒った田作り用の煮干を入れる。最後にゴマを振り掛ける。

伊達巻
卵9個・はんぺん大判1.5枚・砂糖120g・みりん大4・酒大1・だし汁大4・塩小1/4
だし汁とみりん・酒、塩と砂糖は一緒にしておくとやりやすい。
卵はどんぶりに割ってから流し込んだほうがよい。殻が入る場合がある。
材料をミキサーにかけて、温めて油を塗った、レンジに流し込む。
オーブンで220℃で20分位。
表面は狐色になるまで焼き、膨らんできてもレンジから出すと萎むので大丈夫。
伊達巻用のまきすに、温かいうちに巻き、しばらくそのままにすると癖が付いて、巻き込んでいる。
  


鶏ひき肉の千草焼き
ごぼうとニンジンは2センチ位の千切りにして、ごぼうは水に浸しておく。
レンジでやわらかくしておく。
全部の材料(しいたけ・三つ葉・ごぼう・人参・たまご・かたくり・しょうゆ・みりん)をボールに入れ、豪快に手で混ぜ合わせる。最後にゴマをふる。
オープンで220℃で20分焼く。
仕上げに、みりん大2・しょうゆ大2・砂糖大1を混ぜて、刷毛で照りつける。
その後、220℃で5分で出来上がり。

   


煮しめ
大きな鍋に、煮干をひきつめ、その上に味がしみ込みにくいもの、こんにゃく・ごぼう・こんぶ・しいたけ・大根を入れる。こんぶとしいたけのだし汁は捨てずに、この鍋にひたひたになるくらい入れる。足りなかったら水を足す。そのまま煮立たす。
煮立って野菜にくしが通るようになってから、みりんと酒としょうゆで味をつける。
その後、ちくわやちくわぶの練り物類やつみれ・がんもどき等を入れて、1時間半程度コトコトと煮る。
注意点は少しうすいなーという程度の味付けにする。
食べる前にもう一度温めなおしてから盛り付ける。
 

なます
大根と人参を細くうすくの千切りにする。
小さじ1の少なめの塩で、大根と人参をあわせたものを塩もみする。
出てきた水は捨てる。(このまま食べてもおいしかった)
さとう大5と同量程度の酢を合わせてかける。(なめてみたら余りすっぱくない)
味付け数の子を小さく切って一緒に混ぜて、出来上がり。

きんぴら
ごぼうと人参を千切りにする。いつもは炒めて味付けをしたが、今回は電子レンジで作ってみた。
耐熱容器にしょうゆと蜂蜜を入れて、かき混ぜて、チンをした。ただ、それだけだと水分がとばないので、フライパンに入れなおして、水分がなくなるまで、炒めた。

お吸い物
こぶとかつお節の出汁を合併して作った。
かつお節のだしのとり方は、水から入れて、からから煮出さない内に火を止めて、取り出す。
合わせたら、色が付くくらいの少しのしょうゆを入れて、塩を一つまみで味をつける。
あらかじめ、おわんに三つ葉となるとを入れておき、はまぐりが口をあけたら、おわんに注いで、出来上がり。

このおせち料理作りはこれからの私のは日常の料理に、変革とバラエティさがうまれることを期待したい。
 

塩麹(こうじ)を作る

2012-08-21 10:35:14 | 料理
平成24年6月17日(日)久しぶりに長男が顔を見せに来た。

仕事が忙しく、2ヶ月ぶりの帰宅である。いつものように夕飯をおばあちゃん家でみんなで食べて、そして、勤め先の寮に帰っていく。泊まりもせず疾風のようなご帰宅である。

手巻きにしようということで、私が刺身や飲み物を用意し、おばあちゃんはサラダを作るとなっていた。
行ってみると、長男の大好きなから揚げがサラダと一緒にたっぷりと用意されていた。息子のことを考えてくれていることが伝わり、頭が下がった。
そのから揚げに使われていたのが、そう今流行の塩こうじなのであった。

肉の本来のうま味を引き出しているのか、ほんのりと甘気を出していて、とってもおいしかった。おばあちゃんは何にでも、この塩こうじを塗りつけて、料理しているという。体にもとてもいいので、私にも是非作ってみろと、次回作るために冷蔵庫に買い置きしておいたものをくれた。能書きを見ると確かに簡単そうである。

おばあちゃんも最初は市販のものを使ったけど、如何せん値段が高いので、最近は作っているという。

そこで私も、挑戦してみることにした。
まずは、麹(一袋)・お湯(350CC)・塩(75g)を用意

  


熱湯に塩を入れて、60度くらいにまで冷ます。

それに砕いた麹を入れてよくかき回せる。

容器に入れて、温度を保ったまま約3時間置く。私は、ヨーグルトを作っているので、それに入れた。

   


でも、これで出来上がりでない。

常温で一日一回くらいかき回して、一週間置くと出来上がる。

一週間後にまたこの続きのブログを載せますので、乞うご期待。


一週間後に、鶏肉と鮭の切り身をこの作った塩麹に漬けた。

  


この塩麹に漬けると、日持ちがする。すぐに料理して食べてもおいしいらしいが、私は、冷蔵庫にしばらく置いておいてから料理した。片栗粉が切れていたので。

鮭はお弁当や朝食のおかずに焼いて食べた。
鶏肉は片栗粉でまぶしてから揚げにして食べた。
塩麹はほんと肉や魚を軟らかくして、味がまろやかにしてくれる。
程よい塩加減になり、おいしくいただきました。

ぜひご賞味ください。