Forget me not by ジタン

アタシよ、ジタン。

もうチャイったら、ウー爺に、これ見よがしに甘えるのよ。
この家で、紅一点のアタシ（猫おばさんは？）が、まるで優しくないって言わんばかりに。いや～な感じよね。

窓辺の逆光に佇むアタシ・・・まるで光の中に融けていくみたい・・・。

白黒猫ならではの被写テク。（・・・たまたまなんですが）茶猫には、逆立ちしたって、こんな写り方できやしないんだから。
ウー爺はね・・・白い毛が大分、ボサッティだし、真っ白と言うには、黄ばんできてるから、
同じシチュエーションでも、やっぱりこんな風には写らないと思うわ。

あら、またアタシ、孤高の意地悪猫みたいに思われちゃう？

見てよ、ちゃんとチャイ坊と「かくれんぼう」してあげてるのよ。


チャイったら、あたしが向こうの壁際に潜んでるのに気づかないで、ドキドキしてるの。
当然、この後、奇襲してやったわ・・・アタシを撒こうなんて、十年早いのよっ。

・・・こんなアタシだけど、皆さん、嫌いにならないでね。