チャイくん猫日誌*season 7~猫なりにボチボチ編

ボクはチャイ。ロイヤルミルクティー色のアビシニアン。
5ニャン&1ワン+別宅4ニャンでマウスの取り合いの日々是好日。

三人アビ吉

2005-09-14 | ウー爺の寝言
ウーです。
最近、発作的に大きな声で啼きたくなることがあります。
それは、あちらに行ってしまいそうな自分をこちらに引き戻す為なのですが・・・
猫おば達からは、「もう、ウー爺はウルサイよ」とお叱りの言葉が。

かように相変わらず、あの世とこの世の境目をうウトウトまどろみながら、朝に礼拝、夕べに感謝の日々・・・。

今、わたくしは、ジタンと共にチャイと言う新入りと暮らしておるのですが・・・ときどき、チャイと寝ていると・・・

よく似た茶猫達との思い出がふと過ぎります。

↓今年の春、短い間でしたが、わたくしにもよくなついて、可愛い盛りだったメルロ・・・。


↓メルロとまどろんでいると、先代のアビ吉との思い出が・・・。


わたくしは、ジタンが来るまでの約14年の間は、ずっと一人っ子で、それはそれは大事にされてきました。
ジタンが突然やってきたときは、それまでのニャン生の中で、ほとんど、他の猫との接触の機会がなかったわたくしは、子猫相手に戸惑うことばかり。
遅まきながら、猫どうしの社会性は、この時からようやく身につけたワケです。
幸い、わたくしは、適応力があったのか、どうにか、自分以外の猫との暮らしにも慣れることができました。
以後、アビ吉が来て、最初は、無視を決め込んでいたものの、無邪気に甘えてくるアビ吉とは、いつしかこんな風にくっついて休むほどに。
闘病生活の終盤には、アビ吉は、わたくしにだけは、やはり甘えて、わたくしにくっついて休むことで病苦が和らぎ、安心していたようでした。
メルロも、最初から、わたくしに甘えました。遊び疲れると「爺ちゃん~」とわたくしにもたれて、お昼寝・・・。
そして、チャイとの今。
年寄りなので、あまり、追いかけっこなどで遊んでやることはできないわたくしですが、やはり、なついてくれます。

ひとりっ子で育ったわたくし、そんな風に若い茶猫達に慕われるようになったのが、少し不思議な感じですが、それも年の功でしょうか。

チャイはメルロの兄弟、だから二人は、よく似ています。
メルロは、アビ吉と同じような赤い毛色で姿がよく似ていました。病弱だったアビ吉が元気いっぱいの健康体で蘇ったようでした。
アビ吉とチャイは、血縁はなく、毛色も異なりますが、なぜか良く似た表情を見せます。
この三人はつながり、その魂は交わり、わたくしのそばに共にいるように感じます。

チャイ坊に、アビ吉やメルロの面影を重ねつつ、チャイ坊があの二人の分まで健やかに過ごしていけるのを、
わたくしもできるだけ、長く見届けたいと思っています。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする