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ピラネージの“牢獄”

2012-09-13 21:16:41 | Bibliomania
ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ(Giovanni Battista Pirannesi, 1720-78)はヴェネツィア共和国生まれの版画家。古代文明や建築学を学び、のちローマに移って多くの版画を手がけ、名士として知られた。とりわけ連作の『想像による牢獄(Carceri d'invenzione)』は、彼の死後19世紀にロマン主義の観点から多くの小説家にインスピレーションを与えたといわれる。
この連作は、その名が示す通り、現実の牢獄を描いたものではなく、巨大な柱や梁、鎖、拷問の道具の数々や囚人たちなど、力強い線や大胆な構図によって彼が空想の限りをつくして描きあげたものである。
↓画像は、彼が独立した1761年に、細部など大きく加筆され2枚を加えて出版された同連作の第二版からのもので、明暗の対比が強まり、より劇的な印象を与える。液晶画面では捉えにくいが、『無為庵乃書窓』というサイトでピラネージの多くの業績が拡大して閲覧可能になっている。











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