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エモ

2017-11-26 18:55:02 | Weblog
内なる難民 @DtripC 11月11日
座間で9人殺傷の「首吊り士」も、相模原障害者施設殺傷事件の犯人も、加藤智大も、俺には彼らの「人間性という虚構」に対する無関心の思考がすごく良く理解できるし、(別に共感して気持ちが分かる訳ではない)、普通に生活してたら、生きるとは、人間性に対する冒とくでしかないと、俺は、思うよ。

内なる難民 @DtripC 11月11日
そもそも、世の中の自称精神障害者の人って、要は、自分が生活している環境のヒエラルキーの中で、とても自己イメージとマッチしているとは思われない低いカーストに属していて、そんな一般的客観的にみじめで弱い自分を、自分で認められない、ある意味、二重に哀れな人が大半なんじゃないの?

書肆マガジンひとり @publisherMH 11月13日
そういえばシマック『都市』の結末ってエモかった。ので結末だけ少し覚えてる(゚∀゚)

くじゃくおるがん @kujakuorgan 11月22日
DMMのしょぼいピザパーティーで「周りがエモすぎて」というのがよく分らない。自負心というか自意識過剰なんですかね(゚∀゚)




ウシジマくん・フーゾク編の杏奈っていう娘はエモいですよね。現実主義に徹する瑞樹と鮮やかなコントラスト。大卒で、教員免状持ちで、世間の事情をよく分っているにもかかわらず、アホっぽいヒモ彼氏に貢ぎ、精神的に依存する。最後は彼氏の借金のカタに沖縄へ売られてゆく。杏奈にはその運命を拒むこともできたが、自ら志願して。

この場合のエモ=幼児性・自意識過剰・陶酔・使命感といったものや、またそれらがまっとうできない場合の自己憐憫・社会からの逃避=引きこもりやメンヘラへつながる、世界中でみられる成長期の心の綾であり、そもそも音楽の一ジャンルとして注目され確立されたが、小説や映画などでもお馴染みだ。

たとえばSFっていうのは、科学や理性よりは、むしろこちらの表現に存在意義があるといえよう。宇宙での労働にこき使われ、短い寿命に決められた運命を呪い、自らを作った人間たちへの復讐を企てるブレードランナーのレプリカントたち。われわれのエモーションをゆさぶる。リメイク作は世界で大コケしたと聞くが、勝ち組への道は険しく、スマホやSNSで生きる時間を切り刻まれてグローバル企業の餌とされがちな若者層にとって、アホか、レプリカントよりわれわれの方がエモいわ、舐めてんじゃねえって気もあるのでは—





iTunes Playlist "エモ" 42 minutes
1) John Lennon / Mother (1970 - John Lennon/Plastic Ono Band)



2) Sunny Day Real Estate / In Circles (1994 - Diary)



3) The Used / Poetic Tragedy (2002 - The Used)



4) Elliott Smith / Everything Means Nothing to Me (2000 - Figure 8)



5) Pink Floyd / Wish You Were Here (1975 - Wish You Were Here)



6) Panic! at the Disco / Lying Is the Most Fun a Girl Can Have Without Taking Her Clothes Off (2005 - A Fever You Can't Sweat Out)



7) 鬼束ちひろ / infection (2001 - This Armor)



8) Nirvana / I Hate Myself and Want to Die (1994 - In Utero: 20th Anniversary Super Deluxe)



9) My Chemical Romance / Helena (2004 - Three Cheers for Sweet Revenge)



10) Radiohead / Creep (1992 - Pablo Honey)

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