与謝蕪村の俳句をパラパラとめくっていると、
花が時々登場しておりますが、それがどんな花なのか、
私にはさっぱりわからないのでした。
たとえば、有名な
菜の花や月は東に日は西に
とあれば、「菜の花」なので、間違える心配なし。
それでも、
花いばら故郷の路に似たる哉
愁ひつつ岡にのぼれば花いばら
何て出てくると、「花いばら」とは
どのような花なんだろうと、映像が結ばない私です。
季題の花いばらは、
「茨の花。枳殻(からたち)ではなく、野茨のことであって、
白色の五弁花をつけ芳香に富む。」とありますが、
さてっと、どんな花なのか? さっぱりです。
このGOOブログに「ひげ爺さんのお散歩日記ー3
日々新た、今日は今日、明日は明日の風がふく」の
4月25日に「ナニワイバラ(難波薔薇/浪花茨)」とあり、
その写真が掲載されておりました。
そのブログによれば
「1輪7~8cm… これが原種だそうですから信じられないほど大きなバラです。
写真を撮っていると、ほのかに良い香りがしてきます。
蔓には鋭い棘があり、蔓は長く伸びれば10メートルにもなるそうです。」
写真を撮っていると、ほのかに良い香りがしてきます。
蔓には鋭い棘があり、蔓は長く伸びれば10メートルにもなるそうです。」
とあります。
うん。蕪村の「花いばら」と同じかどうかは
私にはわからないけど、これだと俳句から映像が浮かびます。
ありがたい。
いつも、応援ポチを有難うございます!!
ナニワイバラの花が咲いたので
鑑賞会にご招待されたことがあります。
垣根いっぱいに 大輪の真っ白な花が
沢山咲いて 本当に見事でした。
大阪府には 「茨木市」があり
由来を調べてみたら 植物の「いばら」のようです。
思い浮かぶのは、
詩人・茨木のり子さん。
え~と、お父さんが
大阪在住時の1926(大正15)年、
長女のり子が生まれている。そうです。
その後、愛知県立西尾高等女学校へ・・・。
はい。花いばらから、茨木のり子へと
なにか、補助線をひきたくなります(笑)。
ご連絡ありがとうございます。