和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

足を引っ張ってはならない。

2018-07-01 | 好き嫌い
今月号の雑誌WILL8月号は楽しい。

ひとつ引用。
金美齢さんの、女性の視点がひかる。
題して「正統が片隅に追いやられるご時世」


まずは、最後の方を引用。

「いま、日本の首相が世界のどこへ行っても
センターを張っている。こんなこと、
以前は考えられなかった。
モリカケのような些末な問題で、
国家の救世主の足を引っ張ってはならない。
日本に必要なものは何か、
誰を政治家に選ぶべきか、
そして日本をどんな国にしたいか・・・
国会で議論すべきことは他にもたくさんあるのだから。

日本人に見る目がないからモリカケで盛り上がる。
そして見る目がない人に限って文句が多い。」


金美齢さんの文の最後はというと、

「・・・でも、劣情を扇動するばかりでは、
決して世の中は良くならない。今こそ、
日本のために頑張っている政治家にエールを送ろう。」
(p185)


うん。いいね。
麻生太郎イジメについて、金美齢さんは

「ところで、今の政治家は、ポリティカル・コレクトネスを
気にしているから本音を喋れない。でもこの世の中には、
誰も言いたがらないけれど、誰かが言わなければならないこと
がある。十年ほど前、麻生さんが医療保険について
『たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の
金をなんで私が払うんだ』と発言し、非難を浴びた。
だが、それは誰しも思っていたことではないか。

こんな窮屈な時代だからこそ、正直にモノが言える
政治家が必要なのだ。見る目がない日本のメディアは、
トランプが大統領選挙に勝利するなどとは
夢にも思っていなかった。
私は間違いなく彼が勝つだろうと思っていた。」(p181)

「麻生さんは『漢字が読めない』などと茶化される。
でも、物事を深く理解していなければ、
本質を言い当てることはできない。
難しい理屈をこね、冗長に話せばいいと
思っている政治家は見習ってほしい。」

「・・麻生さんはユーモアと遊び心に溢れている。
数年前、国連でスピーチをしている途中、
自動翻訳機が故障するハプニングに見舞われた。
彼がすかさず『メイド・イン・ジャパンじゃないから
こうなるんだ』と言うと、会場は笑いと拍手に包まれた。
ユーモアに溢れた政治家を、
私たちは育てていかなければならない。」(p182)

雑誌WILL8月号には
北村晴男さんも
「我、断固麻生太郎を弁護する」とあり、
どちらも、
いまだ『茶化す』揚げ足取り思考に凝り固まっている方には、
お薦めの良薬となっておりました。


梅雨明けの日差しの中、
ジメジメ揚げ足取りのブログを読んだ後に、
WILL8月号を読むと、ス~ッとします(笑)。


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