雑誌「WILL」2018年8月号のはじまりは「米朝会談の核心」。
国際政治学者坂元一哉氏。談話のようです。9頁。
そこからの引用。
「声明の文言が北朝鮮を厳しく追い詰めるものでないのは、
トランプも『弱者』である北朝鮮に寛容の精神で臨んでいる
からであり、現時点では国際政治のリアリズムに沿って
事が進んでいると見るべきでしょう。
共同声明は板門店宣言の焼き直しに過ぎないとの指摘も
ありますが、南北会談は『弱者』同士の話し合いです。・・」
(p39)
「北朝鮮のような独裁国家の外交は、トップが相手のトップと
大方針を明確に決めてからでないと事務方は動きにくい。
後で『それはトップの意向と違う』『勝手に動いた』となれば
怒られるだけでは済まないからです。」(p40)
「北朝鮮への経済制裁は、
北朝鮮が『完全な非核化』を実行しない限り続きます。
北朝鮮は『完全な非核化』の曖昧さに乗じて時間稼ぎを
するのではないかと心配する向きもありますが、
『完全な非核化』の意味を解釈するのは
『強者』であるアメリカに他なりません。
北朝鮮がそんな意味ではないと、言い立てたとして、
経済制裁が続くだけです。」(p41)
これ以降、さらに読ませますが、
どうぞ、雑誌を立ち読みしてでも、
読んでみてはいかがでしょう(笑)。
国際政治学者坂元一哉氏。談話のようです。9頁。
そこからの引用。
「声明の文言が北朝鮮を厳しく追い詰めるものでないのは、
トランプも『弱者』である北朝鮮に寛容の精神で臨んでいる
からであり、現時点では国際政治のリアリズムに沿って
事が進んでいると見るべきでしょう。
共同声明は板門店宣言の焼き直しに過ぎないとの指摘も
ありますが、南北会談は『弱者』同士の話し合いです。・・」
(p39)
「北朝鮮のような独裁国家の外交は、トップが相手のトップと
大方針を明確に決めてからでないと事務方は動きにくい。
後で『それはトップの意向と違う』『勝手に動いた』となれば
怒られるだけでは済まないからです。」(p40)
「北朝鮮への経済制裁は、
北朝鮮が『完全な非核化』を実行しない限り続きます。
北朝鮮は『完全な非核化』の曖昧さに乗じて時間稼ぎを
するのではないかと心配する向きもありますが、
『完全な非核化』の意味を解釈するのは
『強者』であるアメリカに他なりません。
北朝鮮がそんな意味ではないと、言い立てたとして、
経済制裁が続くだけです。」(p41)
これ以降、さらに読ませますが、
どうぞ、雑誌を立ち読みしてでも、
読んでみてはいかがでしょう(笑)。