わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

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(四)宝について(2)

2014-11-09 08:22:49 | 癒し
       (前日からの続き)
 人間というのは、何だかんだと思う
もんですね。今晩のご飯は何かしらとか、
人としゃべっても何か色々と浮かんで来る
もんでしょ。
 ところが、全く何も考えちゃいけない
ということ。
 例えば、雨の降る日に傘もささずにね、
車道の真中を歩いて、さあどうなる?
というような事をさせられたわけですよ。
だけど私はもともとが常識的な人間で、
常識から一歩も出たことがない人間でね、
カチンカチンの人間ではなかったけれど、
そういう常識的なところを持たされた人間が、
そういう一見すると非常識なところを
通ってね、そうして超常識にさせられた
というのは、個人としてはとても辛い
ことだった。けれども、それを通して、
結局は人間の智恵ではなくて、肉体を
もって生きているということは、神様の
智恵が神様の方から流れてくるんだという
ことが実感として判った。自分が直霊に
合体した時に、自分の身体でもって
判ったわけですね。心でもって判った
わけですね。

 それで、人間というのは、誰一人として
例外なくそういう風になっていける
ということです。つまり、人間は、
我が有って苦しむけれども、我というものが
無くなって空っぽになった時、神の智恵、
神智に満たされて、自分自身を大事にして、
相手も大事にして、自分を赦し相手も赦し
愛してゆく時に、本当に朗らかになってゆく。
            (翌日に続く)