わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

(記事はリンクフリー)

短 信(二十一)

2011-09-09 08:19:09 | 癒し
 人間の心というものを失ったら、私達は
神様の愛を説いてゆけなくなるということを、
先ず申し上げなければなりません。 
 確かに、私の申しました消えてゆく姿
という教えは、迷いが出れば、ああこれも
消えてゆく姿、怒りが出れば、ああこれも
消えてゆく姿とおもって、そうして
世界平和の祈りに
 世界人類が平和でありますように
 日本が平和でありますように
 私達の天命が完うされますように
 守護霊様ありがとうございます
 守護神様ありがとうございます
 というこの祈りのなかに全部そのまま
放り込みなさいともうしました。しかし、
ああこれも消えてゆく姿なんだなという
ことはですね、これは、辛いかなしい、
あの野郎、この人さえいなければ私は・・・
なんていう、我々が日常抱くおもいね、
そういうものを、否定するってことでは
ないんですよ。
 よろしゅうございますか、わかります?
 そうじゃないんです。ああ消えてゆく姿
だなっておもうってことはですね、その
湧き上ってきてどうにもならない思いを
そのまま一たん抱いて、無理に捨てるんじゃ
なくて一たん抱いて、それで、そのまま
だったらつぶれちゃいますから、世界平和の
祈りという大愛大調和の祈りのなかに、
抱いてるあなたごと、すっぽり入る、という
ことなんです。そうしますとね。
 永年の思いグセで、辛い憎い、ツラニクイ
ってなおもいはですね、そうそう我々の努力
だけで、消えてゆくものじゃないんです。
 消せない。
 だから、一たん、そのままの自分を、
神様に返してしまう。そうして、あらためて、
光のいのちをいただくんです。
 戴きなおしのいのちですよね。神様の愛を、
光のシャワーをあびる。そのシャワーを、
もっとも無理なく浴びられるのが、
世界平和の祈りなんです。
 このなかに入れちゃうと、何しろ大愛
ですから、全部消えちゃう。いつの間にか
スッキリするんです。
 けれども、人間が、みんな色々な顔を
持って生まれてきていますように、
その人の個性といいましょうか、おのおのの
心というものね、おもいグセじゃない
こころですよ、それは神様は大事になさる、
して下さるんです。
 ですから、無理に神様に近づこうとして、
背のびなんかしない方がいいんです。ただ、
呑気になって、お任せする。お任せして、
消えてゆく姿で世界平和の祈りをつづけて
下さったら、あなたのあなたらしい
ところが、益々素直に出て参ります。
 ですから、どうぞそのままで明るく明るく
毎日をお過ごし下さいますように。
                 合 掌
                  昌 久